NHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)で、豊臣秀吉のおい・秀次役を新納(にいろ)慎也(41)が好演している。一時は秀吉の後継者となりながら、悲劇的な最期を迎えた秀次。三谷幸喜氏(54)が手掛ける脚本では今までにない秀次像が話題になっているが、生涯最期の場面も衝撃的な新解釈で描かれるという。演じる新納に“新・秀次”への思いを聞いた。 秀次は第15話(4月17日放送)で初登場。小日向文世(62)演じる秀吉に「検地をすることで何が分かるか」の問いに「いろんなことが分かります」と答えるなど、人懐っこくて明るい“おバカなお坊ちゃま”の振る舞いを見せ、お茶の間の注目を集めた。新納は「人間の黒い部分を知らずに育ってきた人。城の中で周囲に気を遣いながらも、ひょうひょうとマイペースで生きてきたという感じを出したいなと思いました」と振り返る。そして秀次のキャラクターについて三谷氏の狙いを明かした。