印刷 手書きの壁新聞=国会図書館提供 東日本大震災で輪転機が壊れ、手書きの壁新聞として発行された宮城県の地域紙「石巻日日(ひび)新聞」が18日、国立国会図書館のデジタル資料としてインターネットで公開された。手書き資料のデジタル配信は、古典以外で初めて。 石巻日日新聞は震災直後の3月12〜17日、宮城県石巻市の避難所など6カ所で張り出された。被災者に情報を伝える努力を惜しまなかったことが高く評価され、国際新聞編集者協会からも特別褒章を受けている。 国会図書館は震災の貴重な資料として保存を決定。同新聞の武内宏之報道部長は「紙とペンだけで作った新聞が、意義を見いだされて光栄です」と語った。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます関連リンク国会図書館の電子図書館デジタル化資料ホームページ