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ブックマーク / note.com/shinshinohara (2)

  • 「弱肉強食論はアダム・スミスやダーウィンが起源」はデマ|shinshinohara

    弱肉強とか競争原理という言葉を聞くと、ダーウィンかアダム・スミスを思い浮かべる人が多いかもしれない。しかしダーウィンは弱肉強とは言っておらず、「適者生存」と言ったという。新たな環境に適応できた生物が生き残ったという意味で、強者が生き残るなんて言っていないようだ。 ではアダム・スミスが言っているのかというと、私が「諸国民の富」(国富論)を読んだ感想では、「そんなことちっとも言ってねえ」。スミスは過干渉(子育てで言う手を出し過ぎ・口出し過ぎ)を戒めたけど、適切な規制は賛成だし、商人の横暴を防ぐためにも、自由最優先主義ではない。 弱肉強、競争原理をうたった人物は、ホッブスだとするのが適切だろう。ホッブスは「リヴァイアサン」で、人間は欲得づくで動く生き物であり、弱いものを倒して強者が独り占めしようとする社会をイメージした。まさに弱肉強、競争原理。 ホッブスは、未開時代の人類は我欲で争い合う

    「弱肉強食論はアダム・スミスやダーウィンが起源」はデマ|shinshinohara
    watto
    watto 2023/05/11
    原典に当たるの大事! 日本語訳でも(古典の場合)現代語訳でも、原典に当たるの大事! 自戒を込めて。
  • 「分割して統治」された日本|shinshinohara

    欧米には「分割して統治せよ」という統治術がある。ベルギーはルワンダを植民地にしたとき、鼻の高さなど些細な違いを理由にツチ族とフツ族に分け、片方を優遇することでいがみ合わせた。これが後の虐殺を生む原因ともなった。 国の内部でいがみ合わせると、統治者への憎しみが分散する。 「まさか」と思いつつも、もしかしたら日で「競争原理」を流行させ、正社員と非正規社員とに分断し、いがみ合わせ、労働者がまとまらないように仕向けたのも、日の活力を奪い、その間に漁夫の利を得る「統治者」による現代的な「分割して統治せよ」なのかもしれない、という気がする。 日の強みは労働者が強いことだった。しかも会社への忠誠心も厚いという特徴があった。戦後、労働運動が盛んで会社と労働組合との衝突が絶えない中、カネボウは企業と労働者は同じ船に乗る運命共同体だとした(労使運命共同体論)。ここから、労使協調して企業の発展に尽くすとい

    「分割して統治」された日本|shinshinohara
    watto
    watto 2023/05/02
    「高齢者」v.s.「若者」という分割を煽る勢力も最近目立ちます。
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