死を迎える時は、乗り換えの時乗り物を乗り換える時が来たようなものです。あるいは、引っ越しとも言えます。 十分使い切った乗り物を乗り捨てる人もいますし、 早めに乗り捨てることになる人もいます。 乗り換えざるを得なくなる人もいます。 その時を誰も知らないのです。 次の体に乗り換える前に、霊魂の状態になります。 霊魂は、お墓の中には存在いません。 そこに私はいません。眠ってなんかいませんよ。 浮遊霊ともなりません。 幽霊は亡くなられた方ではなく、悪霊どもの惑わしです。 霊魂の状態とは?この体を乗り捨て、肉体の「脳」を置いていきますが、自分自身はそのまま存在します。 身体は乗り物のように道具として使っていただけだった、ということに気づくでしょう。 たとえば、 霊魂の中に記憶や感情や意識、 すなわち、自分自身がそのままあります。 身体の目がなくても見えます。耳がなくても聞こえます。 過去の記憶を思い
