weltall2のブックマーク (2)

  • 皮膚科医の抗真菌薬の使い方(開発史・設計思想)

    皮膚科では外用抗真菌薬を頻繁に使用する。 しかしたくさんの種類があって、どのように使い分けたらいいかわかりにくい。 そこで今回、外用抗真菌薬のランク表を作成してみた。 この表の詳細について解説していく。 抗真菌薬のランクづけ ガイドラインによると、それぞれの外用抗真菌薬に臨床効果の違いはないとされている。 「だから使い分けの指針は一切ありません」…といってしまったらそれでおしまいでブログに書く意味がない。 処方には何かデータの裏付けが欲しいところである。 そこで参考にするのがMICのデータ。 MICは菌の増殖を阻止するのに必要な最小の薬剤濃度。MICが小さいほうが主剤の抗菌活性が高いと考えられる。 外用薬の効果は主剤のMICだけでなく、主剤の濃度や基剤の種類などで大きく変わる。 そのためin vitroのデータが必ずしも臨床効果に反映されるわけではないが、薬剤選択の参考にしても悪くはないだ

    皮膚科医の抗真菌薬の使い方(開発史・設計思想)
    weltall2
    weltall2 2021/05/04
  • 皮膚科医が「ステロイド外用薬の詳しいランク一覧表」を作った【強さ&副作用】

    ステロイドの強さ、副作用の順位 かなり古いがステロイド軟膏の強さの順序が詳細に書かれた論文がある。 「ステロイド外用剤の有効性・安全性の順位付け」(日獨医報38(1) 44-58,1993.) 外用薬の比較試験や血管収縮試験、皮膚萎縮試験などの臨床データと、筆者の先生の臨床経験を加味したランキングが紹介されている。 外用薬同士の比較試験は少ないらしく、どうしても臨床経験を加味する必要がでてきたそうだ。 そのためエビデンスとしてはイマイチではあるが、この論文に基づいて表を作成してみた。 ランキングは軟膏によるもので、クリームになると順位が変わるものもあるそうなので注意。 まず論文に書かれている25種類の軟膏の順位を紹介する。 ステロイド外用薬の強さの順番 (比較試験成績、血管収縮試験成績と論文著者の使用経験より) 1. デルモベート、2. ジフラール、3. トプシム、4. フルメタ、5. リ

    皮膚科医が「ステロイド外用薬の詳しいランク一覧表」を作った【強さ&副作用】
    weltall2
    weltall2 2020/10/13
  • 1