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ブックマーク / nazology.net (12)

  • RTA走者が利用するバグ技がセキュリティ分野で注目され始める! - ナゾロジー

    ゲームの最速クリアを目指す動画(RTA)では、よく理解を超えた謎のバグを利用してありえないクリアタイムを叩き出すことがあります。 実はこの特殊なバグは、専門的な情報分野でもかなり注目に値するものだったようです。 イギリスのブリストル大学(UoB)で行われたスーパーマリオシリーズを対象にした研究により、RTA走者のバグを利用しようとする情熱が、一般のソフトウェアのセキュリティーを向上させたり、バグから守ってくれる可能性が示されました。 研究では4のレトロなスーパーマリオ(初代、3、ワールド、64)のバグ技が調べられており、一般的なソフトウェアのバグとの関連性が調べられました。 結果、既存の分類に属さない7種類のバグが含まれていたことが判明します。 研究内容の詳細は2024年4月23日にプレプリントサーバーである『arXiv』にて「スーパーマリオ・イン・ザ・ペニシャス・キングダム:古いゲーム

    RTA走者が利用するバグ技がセキュリティ分野で注目され始める! - ナゾロジー
  • 大昔の遊牧民の集落跡がサバンナの動物たちの人気スポットになっている - ナゾロジー

    現代の人間の活動は、多くが自然を破壊し悪影響を与える場合が多くなっています。 しかし、人間も自然の一部です。大昔の人間の活動が現在の動物たちの助けになっている例も存在しているようです。 最近、ジンバブエ国立科学技術大学(NUST)に所属する生態学者アラン・セバタ氏ら研究チームは、昔のアフリカの人々の活動が肥沃な土壌を生み出していると報告しました。 鉄器時代の牧畜民がウシの糞を特定のスポットに蓄えたことで、今では様々な種類の草が生い茂り、草動物たちの人気スポットになっていたのです。 研究の詳細は、2023年10月29日付の学術誌『Journal of Arid Environs』に掲載されました。

    大昔の遊牧民の集落跡がサバンナの動物たちの人気スポットになっている - ナゾロジー
    werdy
    werdy 2024/04/30
  • セックスロボットが子どもを産める技術、100年以内に可能 - ナゾロジー

    人間との性行為を目的とした「セックスロボット」が、人間と性行為後に遺伝工学を使用して「出産」できるようになるようです。当に実現するなら、もはや恋愛結婚も必要なくなる日が来るかもしれません。 Credit: PixabayAI開発者のデビッド・レビー博士は、自身の論文である「ロボットは人間と共に子供を作ることは可能か?」というタイトルに対し、「可能である」と主張しています。 博士の理論では、「驚異的な生物学とナノテクノロジーの進化の速度を考えると、人間とロボットのハイブリッド赤ちゃんの誕生は確実であり、100年以内には可能とのこと。 人類の誕生以来、男女の性交だけが子孫を繁栄できる唯一の方法であるとされてきました。しかし1979年7月25日に「試験管ベイビー」が誕生したことを皮切りに、体外受精での妊娠が可能になり、認識ががらりと変わったのです。 レビー博士は、今回の開発はこうした過去の研

    セックスロボットが子どもを産める技術、100年以内に可能 - ナゾロジー
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    werdy 2021/10/27
  • メスと体を縫い合わせ「子宮移植されたオスマウス」が出産成功 - ナゾロジー

    メスと体を縫い合わされ子宮移植を受けたオスマウスが出産成功!世界ではじめて哺乳類のオスによる妊娠出産が成功した / Credit:Canva . ナゾロジー編集部オスの妊娠は自然界でも非常にまれな現象ですが、全く無いわけではありません。 特に魚類においては交尾の直前で性別が変わる種が知られているほか、タツノオトシゴが属するヨウジウオ科のように、体内に「オスの子宮」を持つ種も知られています。 一方で、哺乳類においてはオスの妊娠・出産が自然界で行われている例は存在しません。 そのためこれまでの科学において、哺乳類のオスの妊娠能力については「ない」と判断されてきました。 しかし中国の海軍医科大学の研究者たちはこの事実に納得していませんでした。 研究者たちは、哺乳類のオスであっても、外部からの支援があれば妊娠状態を維持し、胎児を育成できると考えていたのです。 問題は、その支援方法でした。 近年のマ

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    werdy 2021/06/19
  • 人から排出される抗うつ薬が「ザリガニを恐れ知らずにさせる」と明らかに - ナゾロジー

    人間用の抗うつ薬はザリガニにも効くようです。 6月15日にフロリダ大学の研究者たちにより『Ecosphere』に掲載された論文によれは、人間の抗うつ薬(SSRI)が川に流れ込んで、ザリガニの性格を変えていたとのこと。 抗うつ薬(SSRI)は人間の脳内のセロトニンを増やす作用があり、気分を楽にしたり、不安を解消するといった働きがあります。 しかし、いったいどうして人間用の薬がザリガニに影響したのでしょうか?

    人から排出される抗うつ薬が「ザリガニを恐れ知らずにさせる」と明らかに - ナゾロジー
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    werdy 2021/06/19
  • 生命の根本原理「セントラルドグマ」を東大が理論的に解明!…一体何がすごいの? - ナゾロジー

    Point ■全ての生物の細胞内では、遺伝情報を担う分子(DNA)と触媒機能を担う分子(RNA)に役割が分化している。これを生命の基原理「セントラルドグマ」と呼ぶ ■こうした役割分化は原始細胞には存在していなかったと考えられるが、役割分化が起きた理由については、これまで明確に説明されていなかった ■研究はこれを数学的理論でモデル化し、進化の過程をシミュレーションによって再現することに成功 「生物の遺伝情報はDNAに保存されている」ということは周知の事実ですが、DNA単体は実際何の働きもしていません。 DNAは生命の設計図の格納場所でしかなく、実際それを元に細胞を作り出して生物を成立させるためには、この情報を転写して工場となる領域へ運び出しタンパク質を合成する触媒RNAが必要になるのです。 こうした「DNAからRNAを経てタンパク質を合成する」という一方向への情報の流れを、分子生物学では生

    生命の根本原理「セントラルドグマ」を東大が理論的に解明!…一体何がすごいの? - ナゾロジー
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    werdy 2021/06/12
  • 高度に成熟したAIの「睡眠不足」が問題視されている - ナゾロジー

    人間に近づいた時、AIに起こる問題 現在の機械に睡眠は必要ありません。 パソコンにはスリープ機能がありますが、これは別に機械に睡眠が必要なわけではなく、単に電気代節約のための機能です。 では、省エネ目的以外に機械が眠る必要とは何なのでしょうか? その変化は、生体脳を模倣したAIシステムが、私達の生活を1日中支援している機械に組み込まれたとき起きると考えられています。 この可能性はある実験中に発覚しました。 ロスアラモス国立研究所では、人間の学習行動を厳密にシミュレーションした神経ネットワークを開発し、それがどのように動作するか調査していました。 このシミュレーションで確認していたのは、見たものを学習するという行為についてです。 たとえば、子どもに見た目の異なる動物をグループ化させるという作業をさせた場合、知らない動物であってもライオンとペンギンを別のグループに分類します。 こうした見たもの

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    werdy 2021/01/13
  • がん細胞は「冬眠」して化学療法をやり過ごす能力を持っていた!? 治ったように見えてもいきなり再発する理由の解明に近づく - ナゾロジー

    冬眠するがん細胞がん細胞は、治療により明らかに消失したように見えた後でも、数年後に活動を再開することがよくあります。これが「がん」という病気の恐ろしい点です。 この理由を新しい研究は説明できるかもしれません。 この研究では、ヒトの結腸直腸がん細胞を使用して、ペトリ皿で化学療法の実験を行いました。 するとがん細胞は、協調して細胞全体が拡大を停止させ、ゆっくりと分裂する状態を引き起こしたのです。 これは生き残るためにほとんど栄養を必要としない状態で、薬剤が皿に残っている限りがん細胞はずっとこの状態を維持し続けました。 研究者はマウスにがん細胞を移植し、同様に化学療法の観察を行いました。すると8週間治療を受けたマウスの腫瘍は成長をほとんど止めましたが、治療が停止されると、再び成長を始めたのです。 研究中のキャサリンオブライエン博士。 / Credit:UHN 今回の研究を発表したカナダのプリンセ

    がん細胞は「冬眠」して化学療法をやり過ごす能力を持っていた!? 治ったように見えてもいきなり再発する理由の解明に近づく - ナゾロジー
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    werdy 2021/01/13
  • 重度の脳障害患者が「睡眠薬」によって、逆に"意識を取り戻す"事例が報告される - ナゾロジー

    無動無言症は起きているのに意識が閉ざされている無動無言の状態では意識そのものは傷ついていない場合がある / Credit:ナゾロジー8年前、20代後半だったリチャード氏はアルコール乱用の病歴があり、ある日喉を詰まらせて酸素不足に陥り、脳に重度の障害を負いました。 結果、リチャード氏は生きてはいましたが、もはや意図的に話すことも、べることも、トイレにいくこともできなくなってしまったとのこと。 多くの場合、このような状態に陥った患者は同時に深い昏睡状態に陥りますが、彼は違いました。 リチャード氏が陥った状態は医学的に無動無言症と言われており、通常の人間のように眠ったり起きたりするものの、知的・意図的な動作が失われる、きわめてまれな状態だったのです。 知的・意図的な動作が失われた彼は、車椅子の上で栄養を供給するチューブと排せつ物を誘導するチューブにつながれたまま、回復の兆しが見えず、絶望的な状

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    werdy 2020/10/24
  • 「ガラスのような木材」をつくることに成功!未来の窓は木でできているかも - ナゾロジー

    ガラスのように透明な木材「ガラスのように透明な木材」は、成長の早いバルサの木が原料となっています。 バルサの木の特徴はその密度にあります。この木の密度は約140kg/m³であり、一般の木材の3分の1しかありません。 そのためバルサ木材は非常に軽く柔らかいことで有名です。また重量に比べて強度が大きいため、浮きや救命胴衣、模型、航空機などに利用されてきました。 透明木材の合成手順 / Credit:USDA Forest Service 研究チームは、まずこのバルサ木材を特殊な漂白剤で酸化。そして次にポリビニルアルコール(略称: PVA)と呼ばれる合成樹脂を浸透させることで、木材を透明化させることに成功しました。 新しい「透明木材」の構造は天然木材構造とPVAから成り立っているため、ガラスよりもはるかに耐久性があり、軽量化されています。さらにガラスよりも強い衝撃に耐えることができますし、ガラス

    「ガラスのような木材」をつくることに成功!未来の窓は木でできているかも - ナゾロジー
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    werdy 2020/10/13
  • カラスにも「自意識」があることを初めて実証!生物の主観は”大脳皮質”がなくても発生可能だった - ナゾロジー

    ドイツ・テュービンゲン大学・神経科学研究チームは、24日、「カラスにヒトと同じ主観的意識の存在が初めて認められた」と発表しました。 『Science』に掲載された実験では、カラスがスクリーン上に表示された視覚刺激に対し、意識的に知覚・判別できることが示されています。 こうした意識構造は、ヒトを含む霊長類でしか確認されておらず、鳥類では初のことです。 研究主任のアンドレアス・ニーダー教授は「この結果は、意識の起源と進化について新しい見方を切り開くもの」と述べています。

    カラスにも「自意識」があることを初めて実証!生物の主観は”大脳皮質”がなくても発生可能だった - ナゾロジー
  • イカは生命の根本原理「セントラルドグマ」を揺るがす存在であることが判明 - ナゾロジー

    アメリカ・ウッズホール海洋生物学研究所により、イカは自らの力で遺伝子編集できることが判明しました。 一般的には生物の細胞の核内で生じるRNA編集を、「核外」で行うことができるというのです。 こうした特徴は他の生物には見られず、地球上でイカのみと思われます。 研究の詳細は、3月23日付けで「Nucleic Acids Research」に掲載されました。 イカの神経細胞はセントラルドグマから逸脱していた私たちの体をつくるタンパク質は、DNAにコードされた設計図を、様々な種類のRNAが仲介することによって生成されます。 このDNAを出発点としたRNAの仲介を介して行われる一連のタンパク質生成過程は「セントラルドグマ(中心教義)」と言われており、現代の分子遺伝学の中心となっている原理です。 この一連の過程の中で、最も際立っている存在がRNAです。 Credit: kenq セントラルドグマにおい

    イカは生命の根本原理「セントラルドグマ」を揺るがす存在であることが判明 - ナゾロジー
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