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手塚治虫とレビュアーに関するwhaleboneのブックマーク (1)

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    百鬼丸とは、戦後の日のことでしょう。 八紘一宇という愚かな夢のため、 すべてを破壊されつくした終戦直後の日。 天下統一という愚かな夢のため、 手も足も失って生まれてきた百鬼丸。 日は、復興のため、がむしゃらに働いた。 百鬼丸も、自分の手足を取り戻すため 妖怪退治にまい進する。 しかし、問われる。 「妖怪を一匹ずつ退治するたび 手が生え足が生え、やがて 一人前の人間(国)になる日が来る。 そうなったら、その後、どうする? 何を目標に生きる? そんなことは、その時考えりゃいい。 いや、そうじゃねえ。お前は 目標を失ってがっかりするだけだ。 お前さんは幸せになんかなんねえ。 うるせえ、じゃあ、どうしろっていうんだよ!」 日初の経済白書に 「もはや戦後ではない」とうたわれたしばらく後、 カラーテレビが普及し始めていたころに提起された この問いは、結局いまだに回答されていない。 あえて暫定的

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