ロシアから侵攻を受けたウクライナが、反転攻勢を宣言して半年。作戦は順調とはいえず、戦況膠着が目立つ。その激しい実戦と別次元の国際政治の世界で、ウクライナと米中も絡む神経戦が演じられていた経緯が次第に明らかになってきた。この複雑な国際政治劇の主役は中国とロシア。脇役が米国と豪華だ。 それは、中国国家主席の習近平(シー・ジンピン)と、ロシア大統領のプーチンも当然、関係しているはずの胃の痛むような「
東京都営地下鉄の車両内の防犯カメラについて、都交通局は2024年度末までに全車両への設置を完了させる。痴漢やテロ、迷惑行為の未然防止につなげる目的で、世界的な半導体不足のなか、必要な防犯カメラの台数をすべて確保できたという。 交通局によると、防犯カメラを設置するのは、同局が所有する都営地下鉄全150編成(計1208両)と日暮里・舎人ライナー全20編成(計100両)。地下鉄には1両に3~4台、日暮里・舎人ライナーには1両に2台を設置する。 更新した新車両には最初から防犯カメラがついており、22年度末時点で浅草線など都営地下鉄の76編成、日暮里・舎人ライナー8編成への導入はすでに完了。一方、21年10月に京王線の列車内で乗客17人が刺され重軽傷を負った事件が発生したことを受け、更新前の車両を含め全ての車両への設置を決めた。新たに必要となったカメラ1938台は今年4月に確保し、契約額は約3億56
「AIとビジネス」をテーマに、業種業態、部署の垣根を超え、産業を活性化するヒントを得るためのビジネスカンファレンス「Gen AI EXPO」(主催:弁護士ドットコム株式会社)。今回は、生成AIのエヴァンジェリストとして活躍し、「深津式プロンプト」を編み出し世に広めた深津貴之氏が登壇した特別セッション「ChatGPT活用術」の模様をお伝えします。深津式プロンプトの誕生や、自分を成長させるためのChatGPTの使い方などが語られました。 「ChatGPT」と言えばの深津貴之氏が登壇 田上嘉一氏(以下、田上):本セッションをご視聴のみなさん、こんにちは。弁護士ドットコムの田上と申します。今日は深津さんをお招きしてAIアシスタントの活用方法というテーマでお話ししていきたいと思います。 深津さんに関してはもうご紹介する必要もないかなと思いますが、クリエイター集団THE GUILDの代表とnoteのC
NHKの元ニュースキャスターで、外交評論家の磯村尚徳さんが今月6日、骨髄異形成症候群のため亡くなりました。94歳でした。 1929年に東京で生まれた磯村さんは父親の仕事の関係で幼少期を主にトルコで過ごし、帰国後、学習院大学に入学しました。 大学卒業後はNHKに記者として入局し、中東やヨーロッパなどの特派員を経て、1974年からNHKのニュース番組「ニュースセンター9時」の初代キャスターを務めたうえ、報道局長や特別主幹などを歴任しました。 1991年にはNHKを退職して東京都知事選挙に立候補しましたが、当時、現職だった候補者に敗れました。 その後は外交評論家として活動し、日本の文化をヨーロッパ向けに発信する「パリ日本文化会館」の初代館長に就任したほか、1998年の長野オリンピックでは開会式の総合司会も担当しました。 家族によりますと、磯村さんは入退院を繰り返しながら、最近までフランスとの文化
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