Published 2020/09/01 23:32 (JST) Updated 2020/09/02 11:38 (JST) 1日、北里大学大村智記念研究所の研究グループは、市場に流通している医薬部外品・雑貨、および医療現場で使用されている消毒剤を対象とする、新型コロナウイルス不活化検証試験を行い、その効果を 調査、発表した。概ねアルコール系消毒剤、ハンドソープ類、台所用洗剤などの消毒効果は認められたが、一時期話題となった次亜塩素酸水系の商品は効果が不十分であることが明らかになった。 商品名も含めて公表 次亜塩素酸水系の消毒効果は認められず 北里大学は言うまでもなく、破傷風菌の抗体を発見し血清療法を確立した世界的研究者、北里柴三郎が設立した研究所が前身となっている。そのため開学から伝染病、感染症研究を強みとしており、今回のコロナ禍でも「北里プロジェクト」と銘打って様々な研究を行なっている