今、シンガポールで謎の缶飲料「Anything」と「Whatever」が1ヶ月で350万缶を売る大人気商品となっている。缶には大きく「?」の文字、購入時には中身がわからない。 味は全部で12種類。炭酸飲料の缶「Anything」はコーラ、レモンコーラ、アップル、フィズアップ、クラウディレモン、ルートビールの6種類。無炭酸飲料の缶「Whatever」にはアイスレモンティー、ピーチティー、アップルティー、ホワイトグレープティー、菊花茶、ジャスミングリーンティーのそれぞれ6種類がある。 「謎の飲料水」といっても中身はごく普通のジュースなのだが、中身を隠すだけで大幅な売り上げアップが起こった。原材料や産地の記載が大きな関心となっている日本とシンガポールでは、商品購入の際の意識がかなり異なるようだ。 ■関連記事 ・添加物調査 ■関連記事 ・床に落とした食べ物、OKなのは5秒ルール?――米