2月7日に訃報が届き、東京に通夜・葬儀に出かけた機会に銀座のRICOHのカメラサービスセンターに初代GRDを持ち込んで2年前に完全に死んだアジャストダイヤルのプッシュ部分を直し、ついでにサービスセンター窓口でなければ対応してもらえないシャッターボタンの反力調整とか、レンズのロゴのブラックアウト化も検討することにした。 そもそも私がGRD3を2010年5月に購入したのは、それまで使ってきた初代が、何度もの修理を経て、いよいよ臨終が近いと感じたからだが、その兆候がアジャストダイヤルのプッシュであった。 故障を放置したのは、キタムラでの5年保証を使い切ってしまい、有償修理になることと、アジャストダイヤルのプッシュ機能は、死んでいてもなんとか撮影だけは可能であるからだった。 因みに現在のカメラのキタムラの延長保証には期間中の金額上限が無くなり、いくらでも何度でも対応してもらえるようになった。当時は
