コンビニエンスストア3位のファミリーマートは12日、焼き肉チェーン「牛角」などをグループに持つレックス・ホールディングスから、傘下の業界7位、エーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)を買収することで大筋合意した。買収総額は100億円強とみられ、13日午後にも発表する。ファミリーマートはam/pmの持つ約1100店舗を加えることで店舗数は9000弱となり、2位のローソン(約9700店舗)に匹敵する規模になる。 am/pmを巡っては、ローソンが2月、145億円で買収することでいったん基本合意していた。だが、am/pmの商標権を持つ米エーエム・ピーエム・インターナショナルと、店名の存続を巡って対立し、交渉は決裂。レックスが新たな売却先を探していた。 ファミマは、am/pmの不採算店舗の一部を切り離したうえで、売却金額を大幅に引き下げることで、交渉は成立。am/pmの商標についても大半の店舗を「