はじめに PowerShellはポリシーの都合でファイルをダブルクリックして実行という操作で実行するのは少し面倒です。 そこで、任意のファイルでスクリプト実行する方法であるエクスプローラーの「送る」で、PowerShellスクリプトを実行できるか調べてみました。 送られたファイルに日時の文字列をつけてコピーするスクリプトをサンプルとして作成したのでまとめておきます。 2019/01/30 更新 括弧を含むパスの場合の問題点と対策をページ下に追記しました。 「送る」機能について エクスプローラーの右クリックで表示される「送る」の動作の説明をしておくと、 SendToのフォルダにショートカットを登録すると「送る」の項目に表示される 送られたファイルのパスは実行時のパラメータとして渡される という2つの動作になっています。 ショートカットの作成処理とファイルを受け取る側の2つに分けて解説します。
コマンドラインから画面キャプチャーを実行して PNG形式で保存する 画面キャプチャー(スクリーンショットとも)は、ソフトウェアのドキュメント作成やメモ代わりにすることが多い。こうしたとき、コマンドラインから画面キャプチャーをしたくなることがあるが、残念ながら、Windowsには直接可能なコマンドは用意されていない。しかし、PowerShellを使えば、まったく不可能というわけではない。 まず画面が1つだけ、マルチディスプレイではない環境で、デスクトップ全体の画面キャプチャーをする方法を考える。 最初に、PowerShellでSystem.Windows.FormsとSystem.Drawingクラスを使えるように以下のコマンドを実行しておく。PowerShellのウィンドウを閉じるまでに1回だけ実行しておけばよい。複数のキャプチャー方式を解説するが、どの方法でも、このAdd-Typeコマン
Windows 10でそういうときに便利なのが、トースト通知だ。トースト通知は、表示したときにフォーカスを持たないため作業を邪魔しないし、アクションセンターに履歴が残るため、あとで確認もできる。 Windowsのトースト通知は、ToastNotificationと呼ばれ、かつてはUWPアプリケーションだけが利用できたが、その後、Windows PowerShellからも利用できるようになった。なお、通知の表示時間などトースト通知に関する設定については、以下の記事を参照してほしい。 ●Windows 10で結構表示される通知を整理してアクションセンターをスッキリ https://ascii.jp/elem/000/001/114/1114188/ まずは簡単なところから試してみる 以下のリストは、Windows PowerShellからトースト通知をするスクリプトだ。残念ながら、このスクリプ
更新プログラムのダウンロード/インストール進捗状況が知りたい――Windows 10(バージョン1709以降)の更新用スクリプト解説:山市良のうぃんどうず日記(145) Windows 10 バージョン1709以降では、「WindowsUpdateProvider」モジュールが利用可能になりました。今回は、このモジュールのWindows Update用コマンドレットを利用した、汎用的に使える筆者自作のPowerShellスクリプト「SearchAndInstallUpdates.ps1」を紹介します。 山市良のうぃんどうず日記 きっかけは、Server Coreで更新のダウンロード/インストール進捗状況が見たい 2018年12月の定例更新(第二火曜日の翌日)リリース時期に、主にWindows ServerのServer Coreインストール環境での利用を想定した、更新プログラムのダウンロー
PowerShell Desired State Configuration(DSC)とは(前編):PowerShell DSCで始めるWindowsインフラストラクチャ自動化の基本(1/2 ページ) Windows OSの設定や構成を変更する場合、GUIの管理ツールを使うのが一般的である。だが台数が多かったり、構成変更や以前の構成への復旧などが頻繁だったりするとGUIでは非常に面倒だし、間違いもしやすくなる。こんな場合はPowerShell DSCを使ってインフラ構築作業を自動化するとよい。 連載目次 標準でGUI管理ツールを備えているWindows Serverでは、さまざまな設定・構築作業をGUIを通して手軽に実行できる。その半面、手動作業が必要なため、設定・構築に時間がかかったり設定を元に戻すのに手間が掛かったり、さらには複数のサーバーを同一の構成にそろえるのに苦労したりしがちだ。
マイクロソフト、無料のツール「DevOps Workbench Express Edition」β版を公開。Windowsサーバへのデプロイを自動化 DevOpsの実践では、開発から運用までをツールを使って自動化することが重要です(ツールだけではなく協力するカルチャーもDevOpsの大事な要素ですが)。米マイクロソフトは、Windowsアプリケーションのデプロイを自動化する無料のツール「DevOps Workbench Express Edition」β版の公開を開始しました。 DevOps Workbench Express Editionは、小規模な組織を想定したデプロイツールで、1台のWindowsサーバをターゲットとしたデプロイの自動化を実現します。 環境を自動チェックしデプロイ作業を自動化 DevOps Workbench Express Editionの画面左のテンプレート一覧
はじめに PowerShell 2.0ではAdd-Typeというコマンドレットが追加されました。このコマンドレットを使用すると、C#やVB.NETのソースコードをスクリプト内に組み込んだり、ファイルから読み込んで利用することができます。 これにより、既存の資産を用いたり、他のC#/VB.NETエンジニアにメソッドを作成してもらって利用したりといったことが可能となります。 対象読者 PowerShellの基本的な操作ができる方。 PowerShellについて学びたい方は、PowerShell入門の連載を参照ください。 他言語を利用する それでは他言語を利用する方法についてみていきましょう。 最初にC#のコードを利用してAdd-Typeコマンドレットの基本的な使用方法について説明し、その後でVB.NETやF#といったコードを利用する方法について触れます。 C#のコードを利用する 次のコードはC
Windows Power Shell は、 Windows をコマンドラインから、あるいは、 スクリプトを使って管理するために作られた新しいシェル環境です。 作られた目的のせいか、 Power Shell を解説する書籍・ウェブサイトには、 「管理者向けの TIPS、実例集」 (レジストリの値の変え方とか、WMI の呼び出し方とか) みたいな物が多かったりします。 でも、Power Shell を調べてみた感じ、 Power Shell 用のスクリプト言語や、 コマンドレットの動作・作り方など、 プログラミング的にも結構面白そうな感じなので、 その辺りを中心に話をしてみようかと思います。 (注: コマンドの実行結果など、 ページ表示の収まりをよくするため、 ところどころ省略している部分があります。 )
PowerShellによるイベントログ情報取得 Windowsのファイルシステムのうち、NTFSではフォルダやファイルに対してアクセス許可(アクセス権、アクセス規制とも)を設定できます。PowerShellはこうしたアクセス許可の確認、設定機能も装備しています。サーバーのシステム管理においては、ユーザーの権限に応じてフォルダやファイルのアクセス許可の範囲を制限する必要があるため、こうしたアクセス許可の管理は非常に重要です。 まず、アクセス許可の設定を取得するには、Get-Aclコマンドレットを使用します。 ACL WindowsのNTFSでは、各ディレクトリごとにACL(Access Control List)を使ってファイルのアクセス許可を管理します。 まず、Get-Aclをそのまま実行すると、カレントディレクトリのアクセス許可設定情報をオブジェクトとして出力します。Get-Aclの出力
新着記事一覧 『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』、劇場来場者特典が決定 [01:39 1/22] 野中藍ライブツアー「AIPON BEST BOUT 2010」、横浜BLITZでの追加公演決定 [01:17 1/22] PSP『アイドルマスターSP』、「オーバーマスター」の配信がスタート [01:00 1/22] PSP『ゴッドイーター』、体験版が130万DL突破! 製品版への進化をチェック [00:47 1/22] 【インタビュー】TVアニメ『おおかみかくし』、小林ゆうと藤田咲が語る「嫦娥町」の魅力 [00:30 1/22] 旅行券100万円分が当たる! - ANA「旅作」40万人突破キャンペーン [00:12 1/22] 【レポート】CES 2010 - シャープ、RGBY4色表示の液晶ディスプレイを展示 [00:10 1/22] 【レポート】サッカー
PowerShellを起動する 前回の記事では、PowerShellプロンプトからコマンドプロンプト(cmd.exeが実体)を起動する例を紹介しましたが、今回は、逆にコマンドプロンプトからPowerShellのコマンドレットやスクリプトを実行する方法を紹介します。日常的なシステム管理にPowerShellを利用することを考えると、むしろこの使い方の方が重要でしょう。 コマンドレットやPowerShellスクリプトはWindowsのネイティブプログラム(EXE形式実行ファイルのように、Windowsが直接実行できるプログラム)ではありませんので、そのままではコマンドプロンプトやスタートメニューから実行できません。まずPowerShell環境を起動して、PowerShell環境を介して実行しなければなりません。 PowerShellの実体(コマンドプロンプトで言うcmd.exe)は、以下のファ
コマンド・プロンプトやWSHスクリプトはもう古い!? これからのWindowsシステム管理はPowerShellでスマートに片付けよう。 連載目次 Windows PowerShell(以下PowerShellと表記)は、コマンド・プロンプトに代わってWindowsを管理するための新しいシェルとして開発され、Ver.1.0が2006年に、Ver.2.0が2009年にリリースされた。PowerShellはクライアントOS(Windows XP/Vista/7)とサーバOS(Windows Server 2003/Server 2008/Server 2008 R2)のいずれでも動作する。 PowerShellについてはすでに本フォーラムでも何度か記事を掲載しているが(関連記事参照)、本連載ではより進んだ活用方法として、PowerShellを用いたシステム管理について解説していく。毎回テーマを
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く