県立川崎図書館が5月15日にかながわサイエンスパーク(KSP)で再開館する。 同館は1958年に工業専門図書館をめざして県内2番目の県立図書館として川崎区で開館。以来、60年近くにわたり、自然科学や技術・工学、特許・規格、社史等の図書資料を収集・提供し、企業の技術開発などを支援してきた。しかし、同地の賃貸契約の終了や市の再編整備計画などにより、今回KSPに移ることになった。 リニューアルされた図書館はものづくり技術を支える機能に特化した「ものづくり情報ライブラリー」をテーマに、これまでの蔵書に加え、研究者や技術者にニーズの高い「IEEE」や「SCOPUS」という電子ジャーナルを公共図書館として全国で初めて導入。また、約19000冊に及ぶ国内屈指の社史コレクションを揃える。 場所はKSP西棟2階で一般利用も可。開館は月から土の午前9時30分から午後7時30分(土・祝休日は5時30分)まで。休