スズキの欧州法人は1日、3月にスイスで開催されるジュネーブモーターショー12に、『スイフト・レンジエクステンダー』を出品すると発表した。 同車は、2011年の東京モーターショー11で披露された『スイフトEVハイブリッド』と基本的に共通。発電専用エンジンを搭載することから、ジュネーブモーターショー12においては、スイフト・レンジエクステンダーにネーミングを改めて出品されることになった。 スイフト・レンジエクステンダーは、基本はモーターだけで走行するEV。最大航続可能距離は、日常ユースをカバーする30kmに設定された。 二次電池はリチウムイオンバッテリー。バッテリー残量が少なくなると、発電専用の660ccガソリン3気筒エンジンが始動。ジェネレーターを回してモーターに電力を供給するとともに、バッテリーの充電を行う。これにより、航続距離が伸びる仕組みだ。 《森脇稔》