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ブックマーク / courrier.jp (15)

  • 仏紙が問う「なぜ日本の建築家は、自国において亡命状態にあるのか」 | 日本は建築の国なのに…

    フランスでは、日人建築家が高い人気を誇り、数々のコンペティションを勝ち取っている。だが、日の大規模プロジェクトでは、彼らの活躍の幅は意外にも狭く、個人や海外からの発注に逃げ場を見つけているという。そのことに気づいた仏紙記者が、日の建築事情を深掘りする。 日は「建築の国」なのだろうか。最近のニュースからすると、そう言えそうだ。2024年3月、日人建築家の山理顕がこの分野の最高の賞であるプリツカー賞を受賞した。日でこの栄誉ある賞を受賞したのは山が9人目で、これによって日は建築分野を率いる存在になった。世界中が口々に日のスター建築家を称えている。 特にフランスでは、日人建築家の人気は高く、権威あるコンペティションをいくつも勝ち取っていて、象徴的な建造物を多く生み出している。たとえば妹島和世と西沢立衛による建築家ユニット、SANAAは「ルーヴル美術館ランス別館」(ついでに言え

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  • 米大学教授が解説する「日本の『わび・さび』の美学」 | なぜ外国人はこの概念に魅了されるのか

    「わび・さび」はいまや海外でも“Wabi-Sabi”として知られているが、この日独特の概念を定義するのは日人でも難しいだろう。ワシントン大学で日語や日文学を教えるポール・アトキンス教授が、「わび・さび」が日国外に広まった経緯と、その美学に外国人が惹かれる理由を解説する。 日に逆輸入された 先日ニューヨークを訪れた際、マンハッタンにある日の書店に立ち寄った。日に関する英語が並ぶなか、「わび・さび」専用の棚があり、『わび・さびの恋愛術』『わび・さび道』『芸術家、デザイナー、詩人、哲学者のためのわび・さび講座』などのタイトルが陳列されていた。 いったい「わび・さび」とは何なのか、そしてなぜ「寿司」や「空手」といったジャンルと並び、独自のコーナーが設けられるほどの扱いを受けているのか? 「わび・さび」は、一般的には伝統的な日の美意識と説明されている。「傷がある」または「未完成

    米大学教授が解説する「日本の『わび・さび』の美学」 | なぜ外国人はこの概念に魅了されるのか
  • 料理が苦手な人でも“料理上手”に思われる「魅惑のワンパンレシピ」5選 | 簡単なのに特別感アリ!

    一見したところ手が込んでいて、難しそうに見えるのに、実は簡単、失敗なし、おまけに美味しくて片付けもラク。もはや作らない理由はない、ニューヨーク・タイムズ・クッキングの一押しワンパン(ワンポット)レシピをご紹介します。

    料理が苦手な人でも“料理上手”に思われる「魅惑のワンパンレシピ」5選 | 簡単なのに特別感アリ!
    without_exception
    without_exception 2024/05/04
    家にありそうなものでできたらいいんだが
  • 世界の大富豪に「恐竜」を売りさばく男─それは最強のステイタスシンボル | 活況を呈する「化石市場」の裏側へ

    野生動物の剥製をインテリアとして飾る──かつては金持ちの象徴のようにも考えられていたが、最近は倫理的にあまりイメージが良くない。それならば、恐竜の化石は? これはどうやら「アリ」のようだ。一握りの特権階級を相手に、その市場は急成長している。 パリ8区、ボエシー通りにある彼の書斎は、まるで物置小屋だ。隕石、アフリカの仮面、化石……とにかく書斎のスペースを超えない大きさのあらゆるものが、ガラスケースに展示されているか、床に積み上げられている。 ただし、3m近くある後期ジュラ紀の竜脚形類の脚については、カタログ写真に甘んじるしかない。ステゴドンの臼歯も同様だ。この臼歯の持ち主、絶滅した長鼻目の旧象は重さが12トンもあった。残念ながら、どうがんばってもアレクサンドル・ジケロの自宅にこれらの巨大な骨格を置くスペースはない。 ブロンドの髪で魅惑的な笑みを浮かべるこの50代の男は、フランスでは「恐竜を売

    世界の大富豪に「恐竜」を売りさばく男─それは最強のステイタスシンボル | 活況を呈する「化石市場」の裏側へ
  • 270人待ちの大人気「読書パーティー」を覗いてみたら | 読書って“美しい”から

    読書会」と聞くとなんだか意識の高い人たちの集まりのようで、敷居が高く感じてしまう。でも、「読書パーティー」なら? 米国ニューヨーク、ブルックリンで4人の若者が始めた「読んでしゃべる」集いが、人気を博している。 「初心者の過ちを犯しましたね」。若い女性にそう話しかけられた。 ブルックリン、ウィリアムズバーグにあるバー「フォー・ファイブ・シックス」に入ってから、まだ3分も経っていない。バー入店後3分以内の過ちは個人新記録だ。 「何がいけなかったのかしら」と私は尋ねた。 「背もたれのない椅子を選んだこと」だと彼女は言って笑った。 その通りだった。確かに私は飲み物を手にした後、背もたれのないベンチに座っていた。通常の夜遊びで「背もたれ」が話題になることはあまりない。だが、この晩は違った。 12月の寒い月曜の夜、65人が「リーディング・リズムズ」というイベントに集った。それは「読書会」ではなく、「

    270人待ちの大人気「読書パーティー」を覗いてみたら | 読書って“美しい”から
  • 4億円超の東京のマンションを買い漁り、国外にカネを移す中国人富裕層 | 経済停滞の中国から資金流出が加速

    中国経済の停滞を受け、大手格付け会社ムーディーズが中国の信用格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。そんななか、中国富裕層は、資産を安定的に運用するために資金を外国に移している。そんな彼らは日不動産にも積極的に投資しているという。 中国からの資金流出 2023年、3年近く続いたゼロコロナ政策が正式に終わった中国では、人々がようやく外国を行き来できるようになった。それを受け、中国富裕層は資産を少しずつ国外に移している。 彼らは再び行けるようになった東京、ロンドン、ニューヨークで貯蓄を使い、マンションや株式、保険に投資する。日ではマンションを購入し、米国やヨーロッパでは銀行口座に資金を注ぎ込む。欧米では低金利の中国よりも高い利子がつくのだ。 このような資金の国外流出は、中国の抱える不安を示している。パンデミック後の経済の回復は遅れ、多くの家庭において資産の大部分を占め

    4億円超の東京のマンションを買い漁り、国外にカネを移す中国人富裕層 | 経済停滞の中国から資金流出が加速
  • ChatGPTと「知の巨人」、質問するならどっち? | いまこそ「知の巨人」に聞いてみよう

    クーリエ・ジャポンでは、世界的経済学者ガブリエル・ズックマンへのインタビューに際して、読者のみなさまからの質問を募集します。日々の生活でふと抱いた経済や税制、経済的不平等に対する疑問や問題意識などを伝えてみませんか。 対話型AIChatGPT」が2022年11月30日に公開されてから1年が経つ。開発元のオープンAIは最近、経営陣や理事会をめぐる“お家騒動”で注目されているようだが、このAIチャットボット自体は、いまも週間アクティブユーザー数が世界全体で1億人超という高さで推移している。 風聞によれば、ChatGPTのおかげで仕事の生産性がどんどん上がる人も各業界に出現しているらしい。英誌「エコノミスト」に載っていた記事では、2024年は企業内での生成AIの利用が実験段階から投資段階に移る1年になると書かれていた。データ管理がしっかりしていない業界で生成AIを利用するとリスクが大きいので、

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  • 政治学者イアン・ブレマーが解説「イスラエルのガザ地上侵攻は二段階で進む」 | 「侵攻は二段階で進むだろう」

    イアン・ブレマー 国際政治学者。1994年に米スタンフォード大学で博士号取得。25歳で同大学フーバー研究所の最年少研究員に就任。98年に地政学リスクなどを調査するシンクタンク、ユーラシア・グループ設立。『「Gゼロ」後の世界: 主導国なき時代の勝者はだれか』や『対立の世紀: グローバリズムの破綻』(共に日経済新聞出版)など著書多数 Photo: picture alliance / Getty Images

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  • 親が仕事に「やりがい」を感じているか否かが、子供の認知能力の発達に影響する | 米国の心理学研究で明らかに

    子育てと仕事の関係というと、リモートワークの可否や産休・育休の取得しやすさなど、制度や福利厚生の面が注目されがちだ。だが、米国でおこなわれた心理学の調査研究によれば、「両親が自分の仕事をどう思っているか」が、子供の成長にも大きく影響するという。 親が仕事や職場で得た経験をどう捉えているかが、子育てや子供の発達にも影響を与える──言われてみれば、当たり前のように聞こえるかもしれないが、当事者である親は意外にこのことに気づいていないかもしれない。 これまで仕事と家庭に関する研究は、育児休暇や残業などの制度面や、スケジュールの調整方法などが論点になることが多く、「親が実際にどのように働いているか」という視点に欠けていた。 モーリーン・ペリー=ジェンキンスは、マサチューセッツ大学アマースト校で発達心理学の教授を務める。彼女が率いる研究グループは、第1子を授かった370家族を対象に、妊娠中から小学校

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  • ナチスは強制収容したユダヤ人女性たちを不妊にしたのか? | 「子供がもっと欲しかった。いろいろ試しました」

    ナチスの強制収容所に入れられたユダヤ人の女性たちは、意図的に不妊にさせられていた可能性があることを示す研究が発表された。その根拠は何か? どのような手段が使われたというのか? ユダヤ系メディア「フォワード」がその謎に迫る。 この記事は米大手ユダヤ系報道機関「フォワード」で最初に掲載されたものです。フォワードの無料ニュースレター登録はこちら。 「おばあちゃん、アウシュヴィッツにいたとき生理はあったの?」 若い女性が93歳の祖母にそう尋ねるTikTok動画がこの夏に拡散された。「いいえ」と答える祖母の腕には、強制収容されたときに入れ墨された囚人番号があらわになっている。 「私たちの事に何かの薬が入れられていて、それで生理が来なくなったから」 看護師のミリアム・エザグイが投稿したこの動画には「いいね」が300万以上もついたが、懐疑的なコメントも無数にあった。 「それは栄養失調のせいだと思ってい

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  • 本当はダメなものを堂々と食べるための「言い訳」が定説に…|今月の科学キーワード「ウサギの家畜化」

    「今月の科学キーワード」は「ウサギの家畜化」。その背景には、1400年前のローマ教皇にまつわる、人間味あふれる「俗説」もからんでいて──。 最近「家畜化」された動物の「ある俗説」 先日初めて行った台湾で、放し飼いのイヌが多いことに驚いた。 ある町では、茶色の大きな雑種犬が家から出てくると、しばらく道路脇に立ち、やがて頭をぐっと上げて、そういえば用事があるんだった、というように走り去るのを見た。 事故の危険を考えれば、きちんとリードをして散歩させた方がよいに決まっているのだが、そんなふうに勝手気ままに行動するイヌは、どこか楽しそうで、新鮮な光景だった。 同時に、イヌが人間とともに生きるように進化し、行動や習性を変えてきたことも改めて感じた。 イヌはもっとも早く「家畜化(domestication)」された動物だ。家畜化とは、人間の役に立つ特徴を持つ個体を人為的に選択することで、動物の遺伝子を

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  • フロントガラスを割られ、罵倒され、殴られ、ナイフで刺される全米のバスの運転手 | バスはホームレスの居場所、傷ついた労働者のストレスの吐口に

    パンデミックで様変わりした街 スナ・カラバイは、バックミラーでアイメイクを直し、バスのハンドルに寄りかかって朝の祈りを捧げた。それからバスのなかを歩き回り、この街で最も忙しい商業道路を10時間走る前の最終点検をした。床や座席は掃除され、手すりも消毒され、ガソリンは満タンだ。 最初の停留所に向かい、午前5時32分ちょうどになるのを待ってドアを開けた。 「おはようございます」。その日の最初の客に、スナはそう挨拶をした。 それは毛布と枕を抱えた裸足の男だった。彼は3ドルの運賃に対して29セントだけを料金箱に入れた。「これしか持ってないんだ」と男が言うと、スナはうなずいて彼をバスの中に促した。 次の乗客は、3つのゴミ袋に入った荷物を持った夫婦と紐に繋がれていない大きな犬だった。「介助動物です」と飼い主の一人は言い、ポケットからバスの定期券を取り出そうとした。その間に犬がバスの中に入り込み、ティッシ

    フロントガラスを割られ、罵倒され、殴られ、ナイフで刺される全米のバスの運転手 | バスはホームレスの居場所、傷ついた労働者のストレスの吐口に
  • アメリカ全土で「独立系書店」が増えている理由 パンデミックがもたらした想定外の展開 | ここ数年で300店舗以上も開店

    独立系書店が「300店舗以上もオープンしている」 この2〜3年間ほどで、アメリカ全土で独立系書店の数が増えている。約2年前、独立系書店の未来は、暗いようにみえた。フラッと書店に入る行為も朗読会もパンデミックで制限された。書店の生き残りはかなり難しいように思われた。 実際、米国国勢調査局のデータによると、2020年の書店の売り上げは30%近く減少している。閉店に追い込まれたところも少なくない。 ところがその後、誰もが予期せぬ展開になった。

    アメリカ全土で「独立系書店」が増えている理由 パンデミックがもたらした想定外の展開 | ここ数年で300店舗以上も開店
  • トンガのために何か支援をしたいという人たちへ | 五輪選手が寄付を呼びかけ

    トンガ沖で発生した海底火山の大規模な噴火により、トンガでは津波や噴煙などによる甚大な被害が予想されている。火山の噴火以降、トンガは通信が途絶えている状況が続いており、被害の詳しい状況が判明していない。ネット上の動画や写真も通信が遮断される前のものばかりだ。 津波の映像を見ると、日人は誰もが2011年の東日大震災を思い出すだろう。当時はトンガから義捐金20万パアンガ(約900万円)が日に寄付されたこともあり、ネット上には「いまこそ恩返しするときだ」との声も多く見られる。 そんななか、東京オリンピックの開会式でトンガ代表の旗手を務めたピタ・タウファトファ選手がGoFundMeで寄付を呼びかけている。 火山の噴火当時、彼自身はオーストラリアに滞在していたため無事だったが、「ハアパイ島の知事を務めている父親や家族とは連絡が取れていない」という。「最初の資金は最も必要としている人たち、インフラ

    トンガのために何か支援をしたいという人たちへ | 五輪選手が寄付を呼びかけ
  • 脳を若々しく保つために今すぐ始めるべき9つのこと | Kwik Brain: 人気脳トレコーチが伝授するブレインハック術──「若返り」も可能

    脳を活性化させることで、若返ることができるだろうか? これを聞いて、「ジム、もしそんなことが可能なら、これまでの人生で聞いたなかでも最高のグッドニュースだ。どうすればいい?」と思う人も多いだろう。外見も気持ちも考え方も、日々、若返っていくことができる秘密の鍵をどうやったら開けることができるのか? それこそが今回のテーマだ。 脳が年齢を決める 今年は、ブルーゾーン(*健康で長寿な人々が数多く居住する地域の総称。日の沖縄も含まれる)のひとつであるサルデーニャでの会議を含め、いくつかの長寿会議で講演を行う予定になっている。私が長寿会議や再生医療会議でいつも話すテーマは、若さの泉は私たちの耳の間にある重さ3ポンドの物体、つまり脳が司っているということだ。 健康な脳こそが、いつまでも元気で生き生きとした生活を送るための鍵となる。今回のエピソードでは、ダニエル・G・エイメン博士の書籍を参考にして、い

    脳を若々しく保つために今すぐ始めるべき9つのこと | Kwik Brain: 人気脳トレコーチが伝授するブレインハック術──「若返り」も可能
    without_exception
    without_exception 2021/08/02
    難しそう
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