原則としてチリワインは全て「手摘み」です。一度収穫の時期にチリを訪れましたが、20kgは入る大きなトレイ(かご)いっぱいのブドウを摘み、それをトラックまで走って運ぶ労働者の姿が印象的でした。 「何故走るのか」と聞いたところ、彼らは20kg摘んで50セントと引き換えなので「走る」のだとの答えでした。 1時間でよく摘む労働者で2ドルということでした。チリワインはチリの労働者の汗の結晶です。機械を使うより安いとのことでした。機械を使えば葉っぱも枝も一緒になりますが、手で摘めば純粋のブドウだけを摘むことになり、「おいしさ」の由来は手摘も大きな要素となります。チリワインは主流がカベルネ・ソーヴィニオンやメルロー、シャルドネなどの単一品種です。単品の特徴が良く出てピュアなワインが多く見られます。 日本の低価格のワインは、濃縮還元の果汁を戻し発酵させた原料を使ってワインを作っています。これは世界のワイン
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