2023年9月14日のブックマーク (2件)

  • 【COLUMN】罪悪感よりもポジティブなアクションを ―アメリカの人種とジェンダーをめぐる動向―|ホワイトリボンキャンペーン・ジャパン

    文・多賀太(WRCJ共同代表) 「批判的人種理論」への反対運動アメリカで属性に基づく不平等や差別が語られる際に、ジェンダーと並んで、あるいはそれ以上に、真っ先に取り上げられるのが人種である。アメリカでは近年、学校教育における人種とジェンダーの扱いをめぐって、ある動きに注目が集まっている。「批判的人種理論」を教えることへの反対運動である。 批判的人種理論(Critical Race Theory)とは、1980年前後に、アメリカの法制度の批判的分析から導き出された考え方であり、一般には次のように理解されている。 すなわち、人種差別は個人の偏見といった目につきやすい要因だけでなく、社会的・制度的な見えにくい要因によっても生み出されており、一見中立的に見えるアメリカの法律や制度が、実は人種的に不公正な社会秩序を維持するよう機能している、という考え方である。 こうした批判的人種理論に基づく教育を禁

    【COLUMN】罪悪感よりもポジティブなアクションを ―アメリカの人種とジェンダーをめぐる動向―|ホワイトリボンキャンペーン・ジャパン
    wkatu
    wkatu 2023/09/14
    『暴力を振るわない男性が暴力の加害者の罪を背負う必要はない…しかし、暴力を振るわない男性たちも、女性に対する暴力に対して沈黙し傍観者でいることにより、結果的に暴力の継続に加担してしまっている』
  • イタリアにおける男性運動(伊藤公雄)

    伊藤公雄(WRCJ共同代表) 共通点が多い日とイタリア イタリアと付き合って40年以上になる。1981年から82年の1年2ケ月、イタリア政府給費留学生としてミラノ大学に籍を置いた時から数えてちょうど40年たっている。 日でヨーロッパというとフランス、イギリス、ドイツあたりを思い浮かべる人も多いだろう。ただ僕にとっては、イタリアという社会と付き合ったおかげで、“定番”のヨーロッパイメージとは異なる観点からいろいろなことを考えさせられてきた。 そもそも男性性の研究を始めた契機も、イタリア研究からだった。イタリア・ファシズムの文化の研究の中で、全体主義の文化の中に潜む「男性性の過剰な強調(ムッソリーニは、ファシズムを「男らしさの復権の革命」と呼んだ)」に気が付いたのがきっかけだった。 近代国民国家成立(国民がその国の国民として国家に所属しているという意識の形成)の時期も1870年前後と日

    イタリアにおける男性運動(伊藤公雄)
    wkatu
    wkatu 2023/09/14
    『共通点が多い日本とイタリア』『男性性の研究を始めた契機も、イタリア研究…全体主義の…「男性性の過剰な強調(ムッソリーニは、ファシズムを「男らしさの復権の革命」と呼んだ)」に気が付いたのがきっかけ』