リップス氏によれば、たいていの両生類、爬虫類、魚類は獲物を丸のみにする。そのため、捕食の後で腹が膨らんでいたり、獲物が体の中でもがいていたりするのは珍しい光景ではないという。(参考記事:「【動画】衝撃の結末、ヘビ対ヤモリのバトル」) ヘビは体が細長いため、カエルも一度にのみ下すのは難しかったのだろうとリップス氏は説明する。この写真の撮影者は、ヘビが自由の身に戻ろうと最後の力を振り絞った瞬間、のみ込まれていく姿をとらえたとみられる。 これがカエルにとって普通の食事なのかは何とも言えない。写真の出所が不明のため、撮影が飼育下か野生環境かも分からない。自分の体長の何倍もあるヘビに噛み付いて食べるカエルはたくさんおり、多くの種で目撃されている。