WHO(世界保健機関)が、病気の世界的な統一基準である「国際疫病分類」の最新版に「ゲーム障害」を盛り込むと発表した。 草案では「ゲームをする衝動が止められない」「ゲームを最優先する」「問題が起きてもゲームを続ける」などと例示、生活に支障をきたすほどゲームに熱中する状態を「ゲーム障害」とするとしている。また、幼少期は進行が早いとし、診断に必要な症状の継続期間は「最低12カ月」としながらも、重症であれば短期間でも依存症であるとみなす方針だという。 ネットゲームに熱中するあまり、「ゲーム障害」のような生活を送ってしまう“ネトゲ廃人“が日本でも急増しているという。内閣府のデータによると、ネットを利用する青少年の7割以上がネットゲームをプレイしており、街で話を聞くと、「丸一日、ずっと戦争ゲームとか『ウイイレ(ウイニングイレブン)』とかをプレステ4でやっていた。20時間くらいやっていたんじゃないかって