加計学園の獣医学部新設計画は、やっぱりデタラメだった――。 愛媛県今治市で建設中の岡山理科大学獣医学部キャンパス。建築図面が流出したとのウワサが永田町を駆け巡っていたが、日刊ゲンダイは全52ページにわたるその図面を入手した。驚いたのは、最先端のライフサイエンス研究とは無関係な豪華“パーティー施設”が計画されていることだ。 日刊ゲンダイが入手したのは〈(仮称)岡山理科大学 獣医学部 今治キャンパス 新築工事及び周辺工事 獣医学部棟〉と題された建築図面。作成者として加計学園関連グループ会社の「SID創研」と「大建設計」の名前がある。日付は平成29年3月。図面は全52ページの詳細なもので、7階建ての獣医学部棟の平面図や断面図、施設配置図や設備品まで事細かに記されている。 1~6階は講義室や実習室、実験動物飼育室などとなっているのだが、最上階の7階の図面には、教育施設として似つかわしくない表記が出
石原元知事は、3日開いた記者会見で、会見を開いた理由について「百条委員会に呼ばれ、そこまで待てない心境。座して死を待つことはできません」と述べ、今月20日に証人として呼ばれる百条委員会を前に、自身の見解を明らかにしたかったという考えを示しました。 会見で東京都の石原元知事は「行政の責任は2つある。作為に対する責任、不作為に対する責任で、小池知事に問いたい。やることをやらないで、生殺しにしてほったらかしてランニングコストにべらぼうなお金がかかる、こういった混迷への責任は小池知事にあると思う」と述べました。 石原元知事は「裁可した最高責任者であることは認める」と述べました。 豊洲市場の一連の問題について、「都議会にも、土壌汚染対策の予算を認めて頂いた」などと述べ、移転について承認してきた都議会にも問題の責任はあるという考えを示しました。 土地の取得価格について「都の審議会に諮っており妥当だと考
マスメディア報道のメソドロジーマスメディア報道の論理的誤謬(ごびゅう:logical fallacy)の分析と情報リテラシーの向上をメインのアジェンダに、できる限りココロをなくして記事を書いていきたいと思っています(笑) 1月14日の「豊洲市場における土壌汚染対策等に関する専門家会議」において、環境基準を超過する多数の汚染物質の濃度計測値が公表されました。この日の会議資料が公開されたのちに詳細に検討してみたいと思いますが、まずは、今回の計測値が真であると仮定し、今回の濃度上昇について概観してみたいと思います。 今回発表された「多数の箇所において地下水中の物質の濃度が急激に変化した」という事実から、豊洲市場の地下においては、「汚染物質の拡散」ではなく、「汚染物質の移流」が生じたものと考えられます。拡散とは、汚染物質を含む流体の分子運動によるものであり、前回計測とのタイムラグである3ヶ月の間に
東京都の専門家会議の平田健正座長が問題となっている豊洲市場の地下空間を視察し、地下空間にたまった水は「地下水だと判断する」などと述べました。 専門家会議・平田健正座長:「結論から言うと地下水である。(たまり水については)地下水環境基準に適合していた。水道水レベル。飲んでも大丈夫」 豊洲市場の安全性などを再検証する専門家会議の平田座長は24日、初めて建物の地下にある空間を視察しました。その後に会見した平田座長は、地下水との成分比較から、たまった水を地下水と判断したなどと述べました。さらに、15日に地下空間で採取した水の調査結果なども公表し、ベンゼンなどの有害物質はいずれも環境基準値以下でした。また、空気の測定でもベンゼンは基準値以下だったということです。こうした結果から、現状では安全性には問題はないとの認識を示す一方で、都に対しては調査地点の数を増やすよう指示したことも明らかにしました。
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