フィリップスは電球を「光のソリューション」として売る いま私たちの身の回りにIoT製品が増え始めています。冷蔵庫や炊飯器、コーヒーメーカーにもセンサーが付きはじめ、インターネットにつながるようになりました。モノが売れない成熟社会の中で、こうしたIoT製品が新しいマーケットを作っていくことになるのかもしれません。 ただ、ここで気を付けなければいけないことは、インターネットにつながったモノを、たんなる“モノ”として売ってはいけないということです。“モノ”を“サービス”として売っていかなければならないのです。 例えば、オランダに本拠を置くエレクトロニクスメーカーのフィリップスは、電球を電球としてただ売るのではなく、サービスとして売っています。Hue(ヒュー)という電球がそれです。 この電球、スマホを使って遠隔地から点灯・消灯ができるのはもちろん、明るさや色の調節も自在にできますし、映像や音楽とシ