JR東日本は11日、交通系ICカード「Suica(スイカ)」のマスコットキャラクターとして、四半世紀にわたって親しまれてきた「Suicaのペンギン」について、2026年度末に「卒業する」と発表した。…
『資本主義が嫌いな人のための経済学』『反逆の神話』などの著作を通して、倫理学・政治哲学・経済哲学の領域で活躍する哲学者ジョセフ・ヒースは、長年にわたり社会にとって「公正」とは何かを問い続けてきました。 2025年9月刊行の『資本主義にとって倫理とは何か』は、そうした研究の集大成のひとつといえるものです。市場経済の効率性と倫理的正当性のあいだに横たわる緊張関係を正面から捉え、企業や個人の行動規範を再考させる内容となっています。資本主義は単に利潤追求の仕組みなのか、それとも社会全体を支える倫理的基盤を必要とする制度なのか――本書は、この問いに真正面から挑んでいます。 今回は、解説を担当いただいた中央大学 経済学部 教授 瀧澤弘和先生の解説文を、特別に全文公開いたします。ヒースの議論を理解するうえでの重要な視点を提供する内容ですので、ぜひご一読ください。 *** 本書は、Joseph Heath
黎明株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO/アーティスト:木村仁星)は、このたび新企画「47都道府県音の旅」を発表いたします。本プロジェクトは、アーティストでありAI企業役員でもある木村仁星(きむら・にせい)が全国47都道府県を巡り、現地で耳にした音を採取しつつ、作曲とそれにまつわるエピソードを綴ったエッセイという形で発信していくことを通じて、AI時代におけるアーティストのあり方を定義する旅の試みです。 ■ 47都道府県音の旅とは? この旅はアーティストの木村 仁星による活動で、47都道府県それぞれで聴いた音を基に、現地の音を再録し、その地のイメージを作曲として音楽にしながらエッセイを書いて回るものです。 AIが音楽をつくれるようになり創作の領域にも参入し始めてきた時代において、創作そのものの価値は重要であり続けながらも、創作の背景にあるAIに代替されることのない人間ならではのリア
研究のきっかけを作った小林家のノラ(左)。一緒に並んでいるのは、ノラの母親ハナ(右下)、その母親のプク(右上)=小林英司・東京慈恵会医科大特任教授提供 夜鳴きや排せつの失敗、徘徊(はいかい)など、年老いた犬が認知機能低下による問題行動を起こすことがある。 人間の認知症に似たこうした症状を、ミカンの皮に含まれる成分が緩和することを北里大獣医学部と民間企業の共同チームが突き止めた。 新発見のきっかけを作ったのは、1匹のメスの柴犬(しばいぬ)だった。 <主な内容> ・ノラに現れた症状 ・効果示した実験や検証 ・「ミカンの皮そのまま」はダメな理由 和歌山県内の家庭で飼われていたその犬は、出生時の顔つきが野良犬のようだったことから「ノラ」と名付けられ、一家に可愛がられた。 様子が変わったのは14歳で迎えた2019年冬。ほとんど動かなくなり、一晩中「ワオーーン! ワオォーーン!」と遠ぼえするようになっ
公立進学校と私立進学校のどちらが強いか、これは人によって認識が別れる問題だ。 実は両者の力関係は地域と時代によって大きく変わっている。地方では私立は公立の滑り止め扱いなのに対し、都内では優秀層のほとんどが私立中高一貫校に進学してる。しかし、東京でも1960年代は圧倒的に公立のほうが強く、私立は滑り止め扱いだった。こうした都道府県別の差異には共通の特徴があり、その背景には明確な歴史的傾向が存在するのだ。 最初はどの都道府県も公立の方が優位だった 1949年に学制改革が行われ、現在の学校制度が作られた。それまで複雑怪奇だった学校制度は統一され、6・3・3・4制が完成された。それまで名門だった旧制中学は軒並み公立進学校に改組された。例えば東京府最強の名門旧制中学だった府立一中は日比谷高校へと変化した。他の都道府県でも同様の現象が発生した。旧制一中は全て地方公立トップ校となり、高知県を除く全ての都
結構社会問題だと思う、これ。 意識的・社会的な問題としては、女性が幼児のことを「自分の体の臓器の一部」的認識でしかないものがある程度(女性による子供への差別、女尊子卑的な価値観)があるけど こういう社会改革的・男女論的な持っていきかたは 痴漢被害が左翼とフェミニストの社会運動に利用されて実用的な対策(監視カメラの導入、私服警官)を妨げるので無しにしたい。 ニュースとかでよく聞く犯行動機をまとめると ・もっと遊びたかった ・親にバレたく無かった ・庇護されてる存在から庇護することになったストレス ・子供をストレスや生活問題の捌け口にする ・夫や親族へのあてつけ が多い。 動機がさまざま過ぎて対処が難しく、単純に「母親をサポートしよう」では意味が無いだけでなく「サポートを受けたく無い」も動機としてあるのがわかる。 確実な解決策としては 「子殺しの厳罰化」 「匿名出産と孤児院の整備&推奨」 「子
世界99 上下巻セット 集英社Amazonこの『世界99』は『コンビニ人間』などで知られる村田沙耶香の3年以上にわたる連載をまとめた大長篇だ。10人の子どもを産むことで一人の人間を殺しても良い、特殊なシステムが生まれた日本を描き出す「殺人出産」や、カジュアルに人が自死するようになり『可愛い死に方100選』のような本が本屋に自然と並ぶようになった世界を描く出す「余命」のようにラディカルな形で出産や死を扱う短篇を書いてきた村田沙耶香だが、本作はそうしたSF的な短篇群の集大成的な長篇といえる。 僕も2025年の3月に刊行されて少ししてから読んでいたのだが、久々に衝撃を受けたと言うか、うーんと考え込んでしまうようなSFで、どう紹介しようか、と考えあぐねているうちにだいぶ時間が経ってしまった。僕はSFを読みすぎたこともあってかだいたい元ネタや潮流がわかって、半ば予想&身構えながら読んでしまう。 だが
自民党の古川康衆院議員(比例九州、唐津市)は7日の衆院予算委員会で、初めて質疑に立った。「地方の目から、地方の思いを伝える」とのスタンスから、高市早苗首相や閣僚に対し、物価高対策や外交、地方創生、インフラ整備、農業政策など幅広い分野で、政策が津々浦々まで行き届くよう求めた。
「北海道の山に行く」。今年8月、久々に東京から実家に帰省した26歳の息子は、そう言って旅立った。「気をつけていくのよ」。母親は同じように短い言葉で送り出した。それが家族が見た息子の最後の姿だった。今年8月、兵庫県の曽田忍さん(59)は北海道・羅臼岳で登山をしていた長男の航平さん(仮名)を失った。息子を襲ったのは、羅臼岳で生息する「人なれした」ヒグマ親子だった。(大阪デジタル編集部 川崎陽子) 【写真】人目のつく場所に繰り返し出没していた親子グマ 「日本百名山」踏破を目指し、知床へ 航平さんが実家をたってから4日後の8月14日午後1時頃、曽田さんの携帯電話が鳴った。「一緒に羅臼岳に登っていた航平君がクマに引きずられていってしまった」。2人で登山していた息子の友人からだった。 テレビをつけると、北海道・知床半島にある羅臼岳(1661m)で、男性が下山中にヒグマに襲われたとのニュースが流れていた
雑誌『anan2471号スペシャルエディション』が11月12日に刊行される。 特装加工を施した表紙は、創刊70周年を迎えた集英社の少女漫画雑誌『りぼん』で連載されていた『神風怪盗ジャンヌ』のジャンヌとシンドバッドを種村有菜が同号の特集テーマ「とっておきの贈り物2025」にインスパイアされて描き下ろしたもの。 【画像】歴代男子キャラクターのボーイフレンドカード スペシャルエディションには『anan』オリジナルボーイフレンドカードが付属。年代ごとの『りぼん』の人気作から下記の男性キャラクター16人をピックアップしている。表にはキャラクターのビジュアルと『anan』のロゴをカバー風にデザインし、裏にはプロフィールをまとめたデータテキストを掲載。 連載開始順 菊正宗清四郎『有閑倶楽部』(一条ゆかり) 真壁俊『ときめきトゥナイト』(池野恋) 須藤晃『天使なんかじゃない』(矢沢あい) 松浦遊『ママレー
経済産業省と関電は、原発を最大限利用する方針は一致している。ただ、政策でどこまで支援するかでは温度差もあり、経産省内には「本当に関電は建設までいくだろうか」(幹部)といぶかしむ声がある。 原発の新設…
カ 10月30日(木)、赤坂にある小さな書店「双子のライオン堂」にて開催された読書会に行ってきました。 この書店では定期的にさまざまな読書会をしています。対面のものもあれば、オンライン開催のものも。 私は、毎月第4木曜日頃に開催されている「人文書の読書会」と、毎月第3土曜日頃に開催されている「サイエンス読書会」のどちらかに参加することが多いのですが、ここ最近は人文書の読書会は足が遠のいていたところでした。 今月の人文読書会の課題図書になったのは、若林正恭『表参道のセレブ犬とかバーニャ要塞の野良犬』。 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 (文春文庫) 作者:若林 正恭 文藝春秋 Amazon そう、お笑いコンビ・オードリーの若林さんが書いた本です。しかも、単行本が出版されたのはもう8年ほど前。(流行に疎いので、こんな本が出ていたことも知りませんでした……) 文庫本も出ていますが、文庫本
暮らし 独身男性はうっすら社会から危険物として排除されてるので、子持ちになるといきなり社会が優しくなって驚く。女性はお客様として丁重に遇される独身時代から、社会の構成員である母として厳しく遇されるようになり冷遇されたように感じる。これが男女の非対称性の正体。
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