転落巻き添え死は「殺人」と訴える稲葉健二さん。次女・朋来さんは歩道を歩いていたところ、転落者に巻き込まれ死亡した=三重県度会町で2026年9月4日午後6時15分、木谷郁佳撮影 地上に人がいるのを認識しながらビルなどから飛び降り、歩行者などを巻き添えにした場合は「未必の故意」による殺人には当たらないのか――。娘を亡くした父親が、そんな疑問を社会に問いかけるオンライン署名を始めた。 署名を募っているのは三重県度会町の稲葉健二さん(50)。7月19日未明、名古屋市内の歩道を歩いていた次女の朋来(ほうら)さん(23)が、12階建てマンションの11階ベランダから飛び降り自殺をはかった男性(29)に巻き込まれ死亡した。 男性は意識不明の状態が続いていたが、その後会話ができるまで回復し、愛知県警が8月末、重過失致死容疑で逮捕した。 現場は大通り沿いで夜間でも明るく、人通りも多い。稲葉さんは「人通りの多い

