観光で来日していたドイツ国籍の21歳の男子大学生が和歌山県内を観光した後、母親とやりとりしたのを最後に連絡がとれなくなってから、3週間以上が経過しました。パスポートなどの所持品が和歌山市の河川敷周辺から見つかり、警察が情報提供を呼びかけているものの、今も行方は分かっていません。その足取りを追跡すると、一般的な外国人旅行者とは異なる“不可解”な点が出てきました。 行方が分からなくなっているのは、ドイツ国籍の大学生・クラウディオ・ヴォルムさん(21)です。 警察によりますと、ヴォルムさんは9月21日に来日し、東京で観光後に和歌山県に入っていましたが、10月10日午前5時ごろ、母親とSNSでやりとりをしたのを最後に連絡がとれなくなりました。 10月16日、ヴォルムさんの知人男性から「ドイツに住む友人の息子が日本に旅行に行ったあと、学校が始まるのに帰国しない」などと警察に相談がありました。その後、