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2024年8月5日のブックマーク (1件)

  • LNT(しきい値なし直線)仮説について ― 放射線安全研究センター ―

    ■しきい値無し直線仮説(Linear Non-Threshold : LNT仮説)とは? 放射線の被ばく線量と影響の間には、しきい値がなく直線的な関係が成り立つという考え方を「しきい値無し直線仮説」と呼びます。 ■確定的影響と確率的影響 放射線の人体への影響は、「確定的影響」と「確率的影響」の2つに分けけることができます。 このうち、確定的影響には主に高線量被ばく時に見られる障害で、脱毛を含む皮膚の障害や、骨髄障害あるいは白内障などが含まれ、それ以下では障害が起こらない線量、すなわちしきい値のあることが知られています。 一方、発がんを中心とする確率的影響ついては、1個の細胞に生じたDNAの傷が原因となってがんが起こりうるという非常に単純化された考えに基づいて、影響の発生確率は被ばく線量に比例するとされています。しかし、実際には、広島・長崎の原爆被爆者を対象とした膨大なデータをもってしても、