4月20日、ドイツにおける原子力発電所の停止と放射性廃棄物の最終処分場の建設に必要な費用は計700億ユーロ(約9兆円)に増加する可能性があることが明らかになった。ネッカーヴェストハイムで2012年6月撮影(2015年 ロイター/Alex Domanski) [ベルリン 20日 ロイター] - ドイツにおける原子力発電所の停止と放射性廃棄物の最終処分場の建設に必要な費用は計700億ユーロ(約9兆円)に増加する可能性があることが20日、明らかになった。核廃棄物の処分場選定を担うドイツ政府のタスクフォースの責任者であるミハエル・ミュラー氏が日刊紙フランクフルター・ランドシャウのインタビューに応じた。 独エネルギー大手のエーオン、RWE、EnBW、スウェーデンの電力会社バッテンフォールは、2011年の福島原発事故後にメルケル首相が定めた期限の2022年までに原発の稼働を停止する予定だ。 エーオンに