というわけで今年の10冊をどうぞ。 10という数字にするために泣く泣く外した本もあるんですけど、今年読んだ本の中から、とりあえず選んだこの10冊で今年を振り返ります。 小説→漫画→実用書(?)の順にお送りします。 『さよなら、愛しい人』レイモンド・チャンドラー(ハヤカワ・ミステリ文庫) 定期的に訪れるチャンドラーブーム。ひたすらにかっこいい。とにかくかっこいい。ちんぴらにどつかれ、警官に殴られ、女に騙され、それでもかっこいいのだから、何だろうな。『さよなら、愛しい人』は、私立探偵フィリップ・マーロウのシリーズのなかでも一番好きです。好き過ぎて、原題「Farewell, My Lovely」は、自分の同人誌のタイトルに一部拝借したりもしました(今年出した「Farewell,My Last Sea」です)。 booklog.jp 『火星年代記』レイ・ブラッドベリ (ハヤカワ文庫SF) 火星とい