世界はクソリプに溢れている。 何故か。 世界はクソリプに溢れている。 それは、何故か。 世界がクソリプで溢れているのは、世界がクソリプに溢れているからではない。そして、クソリプをクソリプたらしめているのは、クソリプを行う人ではない。クソリプをクソリプたらしめているものは、「クソリプだと思う人」である。クソリプだと思う人が存在しているからこそ、クソリプはクソリプである。即ち、クソリプだと思う人がこの世界から一人残らず居なくなれば、自ずからクソリプは消え失せる。論点はクリアになった。クソリプを作っているのはクソリプを行う人ではなく、「これはクソリプだ」と思う人である。 「おはようございます」 これが典型的なクソリプである。 「おやすみなさい」 そして、これが典型的なクソリプである。 我が国の教育行政は失敗であった。我が国の政府は一丸となり、挨拶というものを推進してきた。朝ならばおはようございま