人手不足だったり面倒だったりして、手が回らない仕事を代わりに引き受けてくれる「代行サービス」が人気を集めている。9月9日放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)は2つの代行サービスを紹介した。 新薬の開発をしている青木さんは、仕事に追われる日々で5年前から計画していた同窓会がなかなか開けずにいた。しかし今年「同窓会幹事会社」のおかげで「ようやく実現しました」と嬉しそうに語る。 省力化で幹事たちも楽しめる 代行を行う「笑屋(しょうや)」は、案内状の作成・送付や出欠確認の専用サイトの開設まで代行する。連絡先が分からない人も、知っている人が補填することで案内状が届くしくみだ。 こうした工夫により同窓生だけで開くときには2割程度にとどまる出席率が、笑屋が代行すると約3割にアップ。依頼数も増え、2011年の140件から2015年には900件に迫る見込みだ。背景にはSNSの普及があると真田幸