Rust初心者がRustで全文検索サーバを作ってみたの続きです。 この記事では、Rust製の日本語形態素解析器の開発を引き継いだ経緯と、その使い方を簡単に紹介します。 開発を引き継ぐことになった経緯 冒頭でも書きましたが、Rust初心者がRustで全文検索サーバを作っています。全文検索サーバを作り始めると、日本人なのでどうしても日本語のドキュメントをインデックスして検索したくなります。日本語を上手く検索インデックスに登録するには日本語形態素解析器を利用するのが一般的です。 日本語形態素解析器、どれを使おうかな?とユーザの立場でいたのが、いつの間にか開発を引き継ぐことになりました。 日本語形態素解析器といえば、大御所のMeCabがあります。歴史も長く、Python、Ruby、JavaからMeCabを利用するためのバインディングも用意されています。 OSSの検索エンジンの世界ではLucene/