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ブックマーク / uehaj.hatenablog.com (4)

  • HaskellにおけるIOモナドとSTモナドの関係 - uehaj's blog

    HaskellにおけるIOモナド(IO a型)とSTモナド(ST s a型)について整理してみました。 IOの定義から知るST IOモナドの考え方についての原論文に相当する「Lazy Functional State Threads」においては、IOの定義は newtype IO a = ST RealWorld aのようにST型を直接使用して定義されるものとして説明されています。ただ、「IO inside」によれば、GHCのライブラリ実装においてIO aの定義は newtype IO a = IO (State# RealWorld -> (# State# RealWorld, a #))だそうで直接STを使ってはいません。後者のは正格タプル非ボックス化タプルを使ってます(知らん!)。 まあ、Haskell仕様ではIO aと関数仕様が定義されているだけで=の右側は実装依存というわけなの

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    xef
    xef 2014/01/30
  • Haskellのforallについて理解したことを書いておく(ランクN多相限定)。 - uehaj's blog

    Haskellのforallについて理解したことを書いておくyo!(ランクN多相限定*1 )。 前提知識のおさらい: 型・多相型・型検査・型推論… 最初に基概念を整理しておきます。 IntやInt->Intは単相型、aやa->aは多相型である。ここでaを型変数と呼ぶ。型変数を含む型が多相型ってわけです。 言語処理系の実装上、型という概念は型変数や型コンストラクタのツリー構造として表現される。Int,Char,[],->,(,),(,,,),IO aなどが型コンストラクタ。 a,bが型変数。組合せて(a->[Int])->[b]->(a,b)とか。::の右に書くやつです。 型は、プログラムの字面上に直接的実体がある関数や変数だけではなく、値を生じさせる部分式すべてに付随し、コンパイル時に決定されるべき情報である(値あるところに型がある。*2 )。それを決定しようというのが(静的)型検査であ

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    xef
    xef 2014/01/23
  • プログラミング言語Frege(フレーゲ)を紹介します - uehaj's blog

    これはマイナー言語 Advent Calendar 2013の21日目の記事です。 Frege(フレーゲ*1 )を紹介します。 Fregeは、Java VM上で動作するHaskell風の言語です。以下のような特徴を持っています。 純関数型言語 非正格評価(いわゆる遅延評価) Hindley-Milner型推論に基づく静的型言語 これらの特徴は、Haskellと共通するものであり、構文も基的なところについてはHaskellとだいたい同じか似ているかもしくはサブセットです。標準関数やデータ型やモジュールについても、Haskell 2010からたくさん引っぱってきているそうです。 しかしながら、Fregeはその目標において、Haskellとの完全な互換性を達成しようとはしていません。実際かなり違っています。特にJava VM上で有用であることに重点が置かれており、プリミティブ型はJavaのもの

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    xef 2013/12/22
  • Java 8のOptionalをGroovyから超簡潔に使用する - uehaj's blog

    結論 Java8のOptionalは超すっきり扱えるよ、そう、Groovyならね。 Optionalって何? Java 8で導入される新規クラスの一つ、java.util.Optionalは、メソッドの実行結果で成功する場合と失敗する場合があるときに、その返り値で成功と失敗を表現するためのものです。 Opitonalは単一要素を保持するコンテナ型。成功した場合は返り値をコンテナで保持させたものを返す。(成功時の返り値をラッピングする) 「失敗」は固定のシングルトン(Optional.empty())として扱う まあ、それだけの話といえばそれだけなのですが、効果は、 失敗のある可能性のあるメソッドと無いメソッドをコメントではなくプログラムの一部として明示し、両者の違いをコーディング上も区別する 失敗のある可能性のあるメソッドと無い混在・混同することのないようにコンパイル時チェックをできるよう

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