Red Hatの森若です。 「RHELは常にアップデートして、最新バージョンを使ってください。既知の問題が直っているからいいですよ」という話はよくします。 ふと「具体的にどんな問題があったのか/直したのかがわかるといいのかもしれない」と思いつきました。 最近は暑いので怖い話も多少は需要があるでしょう。 そこでナレッジベースからsystemdの大きめの問題修正をピックアップしてみました。 以下では、私が独断と偏見でピックアップした systemdの大きめの問題 について、修正されたマイナーリリース毎に紹介していきます。 RHEL 8.1 systemd-journald プロセスのヒープメモリ使用量が徐々に増加する問題:systemd-journald プロセスのヒープメモリ使用量が徐々に高くなることがありましたが、これは systemd-239-18.el8_1.1 で修正されました。 s