不動産業界で仕事をしていると毎日のように不動産登記簿謄本を目にします。この登記簿謄本を見て「へ~」とか「何これ!」とか「ダメだ!」なんて言いながら・・・先日見た興味を引いた謄本 最近、「へ~」と思った謄本は、建築年月日不詳(推定築50年? )で借地上に建てられた建物です。現地を見に行くと文化住宅そのものでした。この文化住宅(?)のような建物は、木造瓦葺2階建で1階4部屋、2階4部屋の合計8部屋でした。 ここまでは、借地上に建てられた賃貸木造住宅でごく普通の旧借地借家法ですが面白いところが、各部屋ごとに建物が区分されており建物登記簿謄本が存在しているんです。50年前の英知? 多分これは、約50年前に土地所有者が文化住宅を建て各部屋ごとに借地権付き建物として分譲したのではないかと想像できます。凄い! そうとしか考えられない!現在の土地所有者に確認してみましたが、相続物件のために何も知らないそう