― まり先生の歴史診察室 ― 忍者とメガネをこよなく愛する歴女内科医・馬渕まりが、偉人たちを歴史的状況から診察し医学に基づいてまじめに論じる! ●今回のテーマは「縄文人とノロウイルス」 こんにちは! 寒いと布団から出てこない馬ちゃん先生です。最強寒波が日本全土を覆う、なんてニュースでてんやわんやですが、こんな日は鍋を食べたくなりますよね~。冬の食材『牡蠣』の土手鍋なんて、考えただけで止まらない!! てなことを妄想していたら担当編集からこんな疑問を投げかけられました。 「縄文時代の人たちって、貝を食ってて腹を壊したりしなかったんすかね? 以前、牡蠣に当たったとき、ものすごく辛い思いをしたんすよ~」 正直、これを提案されたとき、『思いつきで無理難題をふっかけるのってどんな気持ち? ねぇどんな気持ち?』と詰め寄りたくなりました。が、果敢にもチャレンジしてみたいと思います! まず貝による食中毒を考