地震に見舞われたハイチ南西部レカイの教会(2021年8月15日撮影)。(c)Reginald LOUISSAINT JR / AFP 【8月16日 AFP】(更新、写真追加)カリブ海(Caribbean Sea)の島国ハイチで14日朝に発生したマグニチュード(M)7.2の地震で、現地当局は15日、死者が少なくとも1297人、負傷者が5700人以上になったと発表した。 震源地は、首都ポルトープランスの西約160キロ。同市は2010年の大地震でも壊滅的な被害を受けた。 大きな被害を受けた南西部の半島に位置するレカイ(Les Cayes)では、大半の住民が余震を恐れ、屋外で一夜を過ごした。 市民保護局によれば、約1万3600棟の建物が全壊、1万3700棟以上が損壊し、今も大勢が下敷きになっている。 米国立気象局(NWS)によると、熱帯低気圧「グレース(Grace)」の接近を受け、16日には豪雨、