mRNAワクチンとは? 現時点で国内で承認されているのはファイザー/ビオンテック社、そしてモデルナ社が開発したmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンと、アストラゼネカ社が開発したウイルスベクターワクチンの3つですが、現時点では実際に接種が行われているのはmRNAワクチンのみです。 mRNAというタンパク質を生成するために使用する情報を運ぶ設計図が、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のスパイク蛋白、つまりウイルス表面のトゲトゲした突起の部分を作る指示を伝える役割を果たしています。 ワクチンが接種されると、mRNAは注射部位近くの細胞に取り込まれ、細胞内のリボソームという器官がmRNAの情報を読み込み、スパイク蛋白を作ります。 その後、スパイク蛋白はマクロファージの表面に現れると、このスパイク蛋白に対する抗体が作られたりT細胞を介した免疫が誘導されることで、新型コロナウイルスに対する
Recommendations for the use of 2024–2025 Novavax COVID-19 Vaccine in people ages 12 years and older Updated guidance in the Interchangeability of COVID-19 vaccines section and in Appendix B on completion of an initial vaccination series if vaccine doses from different manufacturers are administered in certain circumstances
「2回目難民」モデルナ社製のワクチンは4週間あけて合計2回、ファイザー社製のワクチンは3週間あけて合計2回(図)、接種する必要があります。 ワクチンの接種日(筆者作成) しかし、現在ワクチンの供給量が追い付いておらず、1回目を接種した後にもかかわらず、2回目の接種ができない「2回目難民」が増加しています。この場合、ワクチンの接種は遅れても大丈夫でしょうか? 1回のみの接種でもある程度効果はありますが、初回免疫だけでは変異ウイルスに対する効果が減弱することや効果に個人差が大きいことから、2回接種で効果をより高める必要があります。 ファイザー社製ワクチンは、「1回目の接種から3週間を超えた場合には、できる限り速やかに2回目の接種を実施すること」としていますので、基本的にはこれを守ってワクチン接種を受けることになります。 ではどのくらい空いても大丈夫なのでしょうか。 結論から書くと、6週間空いて
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く