高校生として史上初となる、富士スピードウェイのバイクレース「カブカップ日本GP」出場――静岡県立伊豆総合高校の原動機研究部にとって、それは誇れる勲章になるはずだった。バイク関係者はその活動に、熱視線を注ぐ。だが、その部と学校の間に「溝」が生じている。 ある部員の保護者が言う。「廃部をほのめかされたのです。カブカップで勝手に学校名を使ったからと。部員たちは大会出場を事前に顧問に説明していたのに、です」。一方の学校側は「『個人で出場する』と聞いていたのに校名が出ていたので、どういうことなのかとは聞きました。でも廃部なんてしませんよ」と否定する。原動機研究部と学校の間で何が起きているのか。 大会史上初の高校生出場、11位と健闘するが... 「カブカップ」は富士スピードウェイ(以下FSW。静岡県駿東郡小山町)で毎年開催される3時間耐久レースだ。ホンダのスーパーカブに代表されるビジネスバイクのみ出走
広島高裁の伊方原発運転差し止め決定 広島高裁は、1月17日50キロ圏に住む住民3人が申し立てた仮処分の即時抗告審で、四国電力伊方原発3号機の運転を差し止める決定をした。近年は差し止め請求棄却の流れが大勢であっただけに衝撃的である。 その理由として広島高裁は、「四国電力の地震や火山リスクに対する評価や調査は不十分」とし、安全性に問題がないとした原子力規制委員会の判断は誤りであると指摘した。 活断層の有無が最大の争点 本件即時抗告審の最大の争点は原発の敷地沿岸部における活断層の有無である。 四国電力側は、活断層について、「詳細な海上音波探査を行い、原発の敷地沿岸部には活断層はない」と主張していた。 しかし、広島高裁は、「十分な調査をしないまま活断層が存在しないとして、再稼働の申請をした」とし、敷地の近くに活断層の存在が否定できず、問題がないとした原子力規制委員会の判断には「過誤や欠落がある」と
あきやま・けんいちろう/1971年兵庫県生まれ。『弁護士の格差』『友達以上、不倫未満』(以上、朝日新書)、『ブラック企業経営者の本音』(扶桑社新書)、『最新証券業界の動向とカラクリがよーくわかる本』『いまこそ知っておきた い!本当の中国経済とビジネス』(以上、秀和システム)など著書多数。共著に『知られざる自衛隊と軍事ビジネス』『自衛隊の真実』 (別冊宝島)などがある。週刊ダイヤモンドでの主な参加特集は、『自衛隊 防衛ビジネス 本当の実力』『創価学会と共産党』がある。 JAPAN Another Face 白昼の世界からは窺い知ることのできない、闇の世界や夜の世界。日本社会の「もうひとつの貌」に迫る。 バックナンバー一覧 2020年、令和と元号を変えて2年目の幕開けとなった今年の正月、日本でも有数のディープスポットといわれる大阪・西成の近くにあるかつての遊郭、「飛田新地」は大勢の人で賑わって
中国の湖北省武漢で新型のコロナウイルスによるものとみられる肺炎が相次いでいる問題で、タイ保健省は17日、観光のためタイを訪れていた中国人の70代の女性が新型のコロナウイルスに感染していたと発表しました。タイでの感染確認は2例目で、中国の「春節」を前に、空港での警戒を強めています。 女性は、タイの空港で38度以上の発熱があったことなどから医療機関に搬送され、検査の結果、16日夜、感染が分かったということです。 タイで新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、これが2例目です。 タイへの旅行前、女性は、今回の肺炎患者のほとんどが関係している武漢の海鮮卸売市場には立ち寄っていないということです。 中国では、来週から旧正月の「春節」にあわせた大型連休が始まり、中国からタイを訪れる観光客も増えることなどから、タイの保健当局は、空港での水際対策をさらに強化することにしています。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く