J1清水の“スーパーサブ”村田和哉(26)が今季終盤に大活躍し、J1残留に貢献した。8月9日の徳島戦で清水のホーム通算600得点を決め、大榎監督に就任初勝利を贈り、11月2日の川崎戦は後半45分に決勝点を挙げ、等々力での9年ぶり勝利の立役者となった。 今季リーグ戦出場は29試合462分。1試合平均わずか15分と限られた時間で結果を残し、心身とも向上させた。居残り練習に加え、自宅でもストレッチを続けた。今季からメンタルトレーナーとも個人契約した。 試合前日、イメージをノートに記すことを習慣にした。ヒーローインタビューで何を話すか、さらに、結果を残せなかったらどう振る舞うかまで、細かくつづった。「いい準備をすれば試合でやれる自信になった。シーズン終盤は怖いくらいに思い通りの展開になった」と村田は話す。 積極的に人と触れ合うようにした。試合翌日にサッカースクールで臨時コーチも務め、800人