2つ以上の地震がほぼ同時に起きた場合に、それを1つの地震と誤って推定し緊急地震速報で実際より大きな揺れを予測するケースが相次いだことから、気象庁は、震源を推定する際に使うデータをこれまでより増やすことで複数の地震を分離できる改善策を開発し、14日から導入することになりました。 ところが、5年前の東日本大震災以降、各地で地震活動が活発化した影響で、2つ以上の複数の地震がほぼ同時に起きることが多くなり、それを1つの地震と誤って推定して実際より大きな揺れを予測するケースが相次いだことから、気象庁が改善策を開発し、14日午後2時から導入することになりました。 それによりますと、これまでは、観測点に地震波が到達した時刻を基に震源の位置を推定していましたが、改善策では、観測された振幅の大きさや地震波が到達しなかった観測点などのデータも加えることで、複数の地震を分離し震源が1つなのか、2つ以上あるのか推