一番の不安は、民主党は「小沢(一郎)さんの影響力が強い」こと、自民党は「長老や派閥の影響力が強い」ところ。朝日新聞社が実施した郵送による世論調査で、こんな結果が出た。 両党別々に、「期待できるところ」と「不安を感じるところ」をそれぞれ六つの選択肢から二つまで選んでもらった。 民主への期待は「新しい政治スタイルを打ち出している」49%に続き、「政治家主導の政治に向かっている」が29%。「小沢さんの影響力が強い」が21%で3位だ。不安では「小沢さんの影響力が強い」は59%で1位となり、期待、不安双方の要素となっている。不安の2位は「鳩山首相に指導力がない」で46%を占めた。 自民への期待は「日本を支えてきた実績」49%に次いで、「野党として政府をチェックできる」24%。不安は「長老や派閥の影響力が強い」が62%と抜きんでた1位。2番目は「批判ばかりで建設的でない」31%だった。