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ブックマーク / www.kyoto-u.ac.jp (5)

  • 京大オリジナル株式会社を設立しました。(2018年6月1日)

    このたび京都大学は、指定国立大学法人のみが出資可能な子会社として京大オリジナル株式会社を2018年6月1日付けで設立しました。 京大オリジナル株式会社は、研究成果として得られた京大の「知」を産業界/社会に発信し、その社会的価値を最大化するとともに、対価として得た収益によって研究環境を整備し、さらなる京大の「知」創出の基盤を築く役割を担う会社です。 同日の記者発表では、阿曽沼慎司 理事(産官学連携担当)より産官学連携の「京大モデル」の概要と意義、および京大オリジナル株式会社設立までの経緯と、「京大モデル」における役割について説明がありました。続いて、宮井均 京大オリジナル株式会社代表取締役社長より、新会社の概要、事業内容について説明がありました。 京大オリジナル株式会社は、産官学連携を取り巻く昨今の大きな環境の変化を受け、研究者と産業界/社会の間に立ち、プロデューサー、コーディネーター、コミ

    京大オリジナル株式会社を設立しました。(2018年6月1日)
  • 認知行動療法、深刻なうつにも効果 -重いうつにも投薬以外の治療選択肢を示唆-

    古川壽亮 医学研究科教授、田中司朗 同准教授、Erica S. Weitz アムステルダム大学博士課程学生らの研究グループは、比較的重いうつ病の治療を対象に行われたランダム化比較試験(薬剤などの治療効果がどの程度あるのかを、研究者や対象者の意図を排除して測定する試験手法)の中で、認知行動療法が重度のうつ病の場合でも、軽度のうつと同程度に効果があることを発見しました。 研究成果は2017年1月19日に、英国王立精神医学会発行の学術誌「The British journal of Psychiatry」に掲載されました。 うつ病に対する有効な精神療法として認知行動療法が注目されています。しかし、これまで認知行動療法の効果は、無治療群との比較で検討されることが多く、これでは過大評価されてしまう懸念がありました。それを、抗うつ薬の場合と同様、プラセボ投与群(一見薬と区別は付かないが有効成分が含ま

    認知行動療法、深刻なうつにも効果 -重いうつにも投薬以外の治療選択肢を示唆-
  • 風変わりな口器は葉潜りに合わせて進化した -植物食の新しい方法を発見-

    今田弓女 人間・環境学研究科博士課程学生、加藤真 同教授は、コケに潜葉するシトネアブ類の幼虫が、特異な形の口器を用いた新しい摂方法によって植物をべていることを発見しました。 研究成果は2016年11月2日に「PLOS ONE」に掲載されました。 研究者からのコメント 植物をべるという進化は昆虫類のいくつかの系統で繰り返し起こっており、そのたびに昆虫は数多くの適応を遂げてきました。今回の研究では、古来の捕者であるアブの仲間の一部が植物に進出する上で、どのように形態を変えていったかという側面に着目しました。この研究から明らかになったシトネアブ類の幼虫の特異な口器は、植物という進化を遂げるには多様な経路・方法があるということを教えてくれます。今後の研究では、最初の陸上植物であるコケが昆虫といかに関わってきたのかについて、その相互作用の進化の道筋を辿っていきたいです。 研究成果のポイ

    風変わりな口器は葉潜りに合わせて進化した -植物食の新しい方法を発見-
  • どうして正直者と嘘つきがいるのか? -脳活動からその原因を解明-

    阿部修士 こころの未来研究センター特定准教授らの研究グループは、機能的磁気共鳴画像法と呼ばれる脳活動を間接的に測定する方法と、嘘をつく割合を測定する心理学的な課題を使って、正直さ・不正直さの個人差に関係する脳の仕組みについて解明しました。 研究成果は、米国科学雑誌「Journal of Neuroscience」誌の電子版にて公開されることになりました。 人生の中で嘘をついてしまうことは、誰しもが経験することです。 今回の研究では脳の側坐核のはたらきと、正直さの個人差が密接に関連していることが明らかとなりました。 ただし、側坐核の活動が高いからといって、その人は嘘つきである、と判断することはできません。また、今回の研究から、正直さ・不正直さの個人差の原因の全てが解明されたわけではありません。今後の研究を通じて、人間が嘘をつく生物学的なメカニズムをさらに追及していきたいと考えています。 概

    どうして正直者と嘘つきがいるのか? -脳活動からその原因を解明-
  • ほ乳類の性決定遺伝子Sryの発現制御メカニズムの解明に成功 -人間の性分化疾患の原因解明に期待-

    立花誠 ウイルス研究所准教授、黒木俊介 同教務補佐員らは、眞貝洋一 理化学研究所主任研究員、金井克晃 東京大学准教授、野崎正美 大阪大学准教授、Peter Koopman オーストラリアクイーンズランド大学教授、小倉淳郎 理化学研究所バイオリソースセンター室長、阿部訓也 同室長らとの共同研究で、マウスの性が決定する仕組みに関する新たな知見を発見しました。 成果が、2013年9月6日付の米国科学誌「サイエンス」誌に掲載されます。 概要  雌雄の性へ分化することは、動物にとって子孫を次世代へつなぐためにとても重要な細胞の分化過程です。われわれ人間を含めた多くのほ乳類では、性染色体の型がXYだと雄になり、XXだと雌になります。染色体上の遺伝子であるSRYが胎児期に一過性に発現すると雄になります(図1)。しかしどのような仕組みでSRY(ヒト)やSry(マウス)が発現するのか、これまで大きな謎でし

    ほ乳類の性決定遺伝子Sryの発現制御メカニズムの解明に成功 -人間の性分化疾患の原因解明に期待-
    y8ovji
    y8ovji 2013/09/06
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