◆なるべく切れない回線とはなんですか? 「落ちないシステムなんてない」 「切れない回線なんてない」 エンジニアの方なら理解してくれると思います。 しかし、理解はしつつも回線断を体験したことがある人はあまりいないのではないでしょうか。 じつはその「あまり」中にあなたが含まれないのは、わりと運が良いだけなのかもしれません。 今日もたくさんの回線が切れています。今もどこかで切れています。月額5000円のベストエフォート回線でも、月額1000万円の10G専有回線でも、切れるときはいつでも切れます。明日もたくさん切れるでしょう。明後日も。来年も。10年後も。古来電信回線から今後5Gになっても、人類が通信をし続ける限りは切れ続けます。その時に切れるのは、もしかするとあなたに関係があるネットワークかもしれませんし、運良くそんな事態には遭遇しないのかもしれませんし、気づかないうちに復旧しているかもしれませ
OSのタイムアウト値を覚えておくと、障害設計や障害発生時に役立つ。例えば、ストレージのコントローラー障害でI/Oが1秒止まった場合の影響有無を考えた場合、ディスクタイムアウト値が1秒以上であれば、I/Oが再開されるので「影響無し」と判断することができたりする。 これはネットワークも同様に考えることができる。ということで、OSのネットワークとディスクのタイムアウト値を調べてみた。 Windowsの場合 再送回数に関しては、デフォルト5回との情報がMicorosoftのKBにあるが、5回ではなく3回との情報も多く存在し正しい情報がよくわからない状況。そこで、実際にWiresharkでパケットキャプチャしつつ、Telnetクライアント使ってSYNパケットの再送回数とタイムアウト時間(接続を諦める時間)を確認してみた。 タイムアウト時間の初期値は3秒、再送回数は2回のようだ。 つまりWindows
5. プロセス遅延 (Processing Delay) パケット 出⼒先決定 ヘッダ書き換え フィルタリング QoS 統計情報取得 カプセル化 筐体内転送 • 伝送装置 • メディアコンバータ • スイッチ • ルータ • NAT装置 • 仮想化装置, IPsec, etc • 通信機器の⼊⼒インターフェイスで受信して 出⼒インターフェイスのキューへ送るまでにかかる時間 出⼒ キュー パケット ルータの例 暗号化 6. キューイング遅延 (Queueing Delay) • 通信機器の出⼒インターフェイスキューに⼊ってから 出⼒処理を⾏なうまでにかかる時間 出⼒キュー • 出⼒処理より速いペースでパケットが届くとキュー待ちが増える • 広帯域回線から狭帯域回線への転送、⼀時的な輻輳 (バーストト ラフィック) などへの対応 優先制御 キューイング スケジューリング 7. シリアル化遅延
ここでは、「簡単プロキシサーバー設定!【 Squid (Windows版) 】」 に関する記事を紹介しています。 【 Squid (Windows版)】 ■対応OS:Windows NT/ 2000 /XP /Vista /7 / ※WindowsServer 2008 R2 でも動作しました。 今回も前回の「BlackJumboDog」に引き続き、簡単に設定出来るプロキシサーバーについて説明します。このソフトも超有名なので、すでに沢山の方々が書かれていますが・・・一応、ご説明しておきます(^_^.)前回の記事のリンクも出しておきます。 前回の記事 ○ BlackJumboDog ○ Squid ダウンロード 上記のリンク先から画像をヒントにダウンロードをして下さい。 今回は、「2.7STABLE8」をダウンロードして下さい。 ダウンロードが完了したら早速、解凍して下さい。 解凍ソフトが必
ここのところ重度のFPGA中二病にかかってしまい、冬休み中もDE0ざんまいな日々。気になっていた金融のHFT(high frequency trading:大手投資銀行等がμ秒単位の超高速で株式等を売り買いしてる恐ろしい市場)におけるFPGA利用状況について、HFT Reviewにこってりしたレポート(HFT業界のベンダー各社にインタビューしたもの)が載っていたので、勢い余って面白かった部分を超訳してしまった。 元ネタはこちら: FPGA & Hardware Accelerated Trading, Part One - Who, What, Where and Why? FPGA & Hardware Accelerated Trading, Part Two - Alternative Approaches FPGA & Hardware Accelerated Trading, P
完全に釣りタイトルですけど中身は真面目に書くよ。 近年、ウェブサイトのHTTPS化が流行のようになっている。私の知る限り、Googleの各種サービスやTwitter、Facebookなどが完全にHTTPSで通信を行うようになっている。HTTPS、つまりSSLによる通信の暗号化によって、ユーザにこれまでよりも安全なウェブサイトを提供できる。 しかし、あなたが作っているサイトをふと思いつきでHTTPS化してしまうと、たぶん、これまでよりもサイトが遅くなる。ここでは、HTTPSで通信する場合の問題を解説する。 なぜ遅くなるのか HTTPで通信する場合、クライアントがサーバへと接続するためにはTCP/IPの3ウェイハンドシェイクという手順が必要になる。めんどくさいのでここでは詳しくは説明しないが、要するにクライアントがリクエストを投げる前にパケットを1往復させないといけないのである。パケットの往復
プログラミングいまや、インターネットはあまねく広がり、いままで何度も喧伝されて来てはバズワードとして去っていた「分散コンピューティング」が、現実のものとして普通に取りざたされる世の中です。でも今よりももっと前、10年以上も前に、「分散コンピューティングの八つの誤信」と呼ばれる、簡潔かつ重要な提言がされていました。一部の人はこの話を今でも覚えていると思いますが、忘れ去られるのも惜しいので、ここに記録しておきます。この提言が生まれた企業はもう既にありません。その会社のマントラは「ネットワークこそがコンピュータだ」でした。 分散コンピューティングの八つの誤信ネットワークは安定している 帯域は無制限だネットワークはセキュア(安全)だトポロジーは変化しない 管理者は一人である 転送コストはゼロだネットワークは均質だ レイテンシはゼロだこれらのひとつであっても、前提にしている分散システムは、欠陥を抱え
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