別記事で,Docker クラスタのロードバランスを容易に実現する GORB を紹介しました. 記事中で, GORB には単体で使うとクラッシュ時のデータの永続性が無いという致命的な問題があること,これを克服するため,Consul を用いることができると書きました. 内部ロードバランサとして用いる想定で,実際に設定してみました. 環境 3ノードの CoreOS です.全てのノードで LVS は有効にしてあります. IP forwarding と LVS が有効になっていれば,他の Linux 系ディストリビューションでも同様と思います. それぞれのノードのホスト名は node0, node1, node2 とします. 全ての作業は node0 上で行っています. Consul クラスタの立ち上げ Consul の詳細はここでは省略し,作業手順だけ記します. Bootstrap マスタ Con