Kenichiro MITSUDASoftware Engineer at Research Institute of Systems Planning, Inc.
Linux OSからFPGAを透過的に利用する構想。文字列処理をCPUからFPGAへオフロードで10倍速になった研究結果をミラクル・リナックスが発表 プロセッサ内部のロジックをソフトウェアで動的に書き換えることができるFPGAは、アプリケーションごとにロジックを最適化できるため、x86などの汎用プロセッサよりも高速かつ効率的なアプリケーションの実行が可能になると注目されています。 特に、今年の1月にインテルがFPGA大手のアルテラを買収し、XeonにFPGAを統合するという将来計画を発表してから、FPGAへの注目度はさらに高まっています。 しかしいまのところ、FPGAをアプリケーションから利用するには、ロジックを開発ツールなどを用いてFPGAに書き込み、それをデバイスドライバを経由してフレームワークなどを通じて利用するというものになります。 これをもっと簡単にしようという構想を明らかにした
関連記事 「Big Sur」はニューラルネットワークシステムのためにフェイスブックが設計したハードウエア 米フェイスブックは「ニューラルネットワークシステム向け」というハードウエアアーキテクチャ「Big Sur」をオープンソースで公開した。 AWS/Azure上でTensorFlow、CNTKを――機械学習環境のマネージドサービスが登場 クラスキャットが、機械学習環境のマネージドサービス「ClassCat Deep Learning Service v2」の提供を発表した。Amazon Web ServicesとMicrosoft Azureに対応する。 ザイリンクス、OpenCL、C/C++でFPGAアクセラレーションを行う開発環境最新版のリリースを発表 ザイリンクスは5月26日(米国時間)、FPGAを使用したアクセラレーター開発環境の最新版「SDAccel開発環境2015.1」のリリー
もうCPUに縛られたコンピューティングは飽きた!FPGAの新しい遊び方を考える会です。過去のfpgaxについてはこちらをどうぞ。 セッション内容 1:30pm: えびさわさん「FPGAで作るOpenFlow Switch」 OpenFlow Switchは従来の Layer 2/3 Switchと異なり、より柔軟なパケットマッチング・変換・転送処理を実現するため、従来のネットワーク・プロセッサとは異なる設計が必要となります。本発表では、既存のネットワーク・プロセッサではなく、FPGAを用いた独自設計によるOpenFlow Switchの開発経験を元に、ハードウェア処理にかかわるOpenFlowの機能概要と、FPGAを用いた実現方法や課題について解説します。 2:00pm: フィックスターズ・いいづかさん「OpenCLでFPGAプログラミング」 マルチコアCPU、GPU、DSP等が混在した、
なんとインテルが、FPGAアプリケーション エンジニアなる職種で求人を始めてた。 From Jobs at Intel この募集要項がいろいろ味わい深いので、まとめてみた。 目的:次世代のクラウドをFPGAでつくる The DCG/CPG (Data Center Group/Cloud Platform Group) team develops technologies that accelerate cloud computing. We are looking for FPGA Application Engineers to help us deliver the next generation cloud computing platforms. 目的はずばり、「次世代クラウドプラットフォームの構築」。単なる組み込みデバイスの開発じゃなくて、データセンター/クラウドプラットフォー
ドワンゴがニコ動の画像配信向けにFPGAエンジニアを募集したり、マイクロソフトはBingをFPGA実装したり、Baiduもディープラーニングの高速化にFPGAを導入したりと、なんだか世の中急にハードウェアくさくなってきた。IoTとは違う意味で。 金融分野ではすでにCPUでは遅すぎてFPGAによるナノ秒単位の株取引が行われているって記事を書いたのは2年前だけど、ここ数年はIntelのCPUのクロックもあまり上がらなくなってきたし、Fusion-ioやNetezzaといった大手御用達のハイエンド鬼速ストレージも、フタを開ければ中身はすでにFPGAに移行済み。IBMが最近出したData Engine for NoSQLという製品ではPOWER8プロセッサにFPGAを直付けしてRedisを高速化したり。いよいよデータセンターにも、先の見えないCPUに代わってFPGAやGPUを導入する波が押し寄せつ
男子たるもの一度は自分でCPUを作ってみたいものだけど、ICでLEDをピカピカさせた程度の経験しかないハード素人な俺だったので、CPUを自作してる東大生などを遠くから見て憧れてるだけだった。しかしおよそ一年前のこと、「MIPSなんて簡単に作れますよ!」とKさん(←FPGAでLispマシンを自作するような人)に言われて、お、おぅ。。そりゃKさんはそうでしょうよ。。あれ、もしかして俺にもできるかな。。? と思った。この一言がなければ32bitのCPUを自作しようなんて考えなかっただろう。 それから一年ちょい、とくに今年の正月休みやFPGA温泉でがっつりがんばって、なんとかMIPS Iサブセットの自作CPUが動いた。これはフィボナッチを計算してるところ。 ちなみに、これはこんな感じのフィボナッチのコードをCで書いて、 void main() { int i, *r = (int *)0x7f00
2. 三好健文 - e-trees. Japan, Inc. 東工大→東大→東工大→電通大→現在 コンパイラとかHW/SW協調設計とか 囲碁専用ハードウェア CUDA/MPIコンパイラ ネットワーク処理の専用ハードウェア化 ストリーム処理専用アーキテクチャ JavaRock 2 2012.8.17 @虎ノ門 3. FPGAとは? 本章では,高位設計言語である Bluespec System Verilog を紹介する.こ の言語では,コンパイル時にしっかりエラー検出ができ,また,さまざまなライブ ラリも提供している.FPGA や ASIC が大規模化し複雑な回路を設計する機会が Field Programmable Gate Array 増えてきた今,知っておくべき技術だろう. (編集部) 三好 健文 論理回路・データパスを自由に作り込める Verilog HDL や VHDL を使った設
はたから見てると、FPGAとArduinoとRasberry PIって、なんか小さくてデバイス挿して使ってて似たもののように見えるかもしれません。 そんな中、どこが違うの?って思ってる人もいるかと思ったので、それぞれの違いと、そしてそこから得られる技術者としての知識をまとめてみます。 まあ、得られる知識として「それぞれのデバイスの使い方と周辺環境」ってのはありますが、それは当然として。「それぞれのデバイスの使い方と周辺環境」を得るメリットがわかる比較としてまとめたいと思います。 根底は「なんで最近FPGAをやってるか」っていうことの説明なので、そういうバイアスがあると思ってください。 FPGAというのはチップの種類なので、実際にはDE0などのFPGA評価ボードとの比較ですが。中でもDE0-nanoは大きさや価格を考えると、豪華なArduinoくらいの位置づけとして出してきたようにも見えます
ここのところ重度のFPGA中二病にかかってしまい、冬休み中もDE0ざんまいな日々。気になっていた金融のHFT(high frequency trading:大手投資銀行等がμ秒単位の超高速で株式等を売り買いしてる恐ろしい市場)におけるFPGA利用状況について、HFT Reviewにこってりしたレポート(HFT業界のベンダー各社にインタビューしたもの)が載っていたので、勢い余って面白かった部分を超訳してしまった。 元ネタはこちら: FPGA & Hardware Accelerated Trading, Part One - Who, What, Where and Why? FPGA & Hardware Accelerated Trading, Part Two - Alternative Approaches FPGA & Hardware Accelerated Trading, P
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く