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ブックマーク / mtl-muse.com (1)

  • 三波川変成帯の岩石 | 大鹿村中央構造線博物館

    三波川変成帯ってなに? 三波川(さんばがわ)変成帯は、中央構造線の外帯側に、関東から九州まで続いている地質帯です。三波川の名前は、埼玉県と群馬県の県境を流れる神流(かんな)川に群馬県側から合流する川の名に由来します。 三波川変成帯の岩石は、板を重ねたような「結晶片岩」類です。付加体の岩石が、白亜紀に地下15~30kmで、低温高圧型の変成岩になり、のちに地表に露出したものです。原岩(変成を受ける前のもとの岩石)はジュラ紀付加体の岩石と考えられてきましたが、最近になって微小なジルコン粒子の年代が測れるようになり、三波川変成帯の堆積岩起源の変成岩に含まれるジルコンの砂粒が、破砕されて砂粒になる前の火成岩の結晶として誕生したときの年代が白亜紀であることが明らかになりつつあり、白亜紀の付加体がさらに深部まで引きずり込まれて低温高圧変成を受けたことが明らかになってきました。 ※「付加体」とは、大陸プレ

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