元西武で中継ぎ投手を務めた野田昇吾さん(28)がボートレーサー転身を目指していることが12日、分かった。プロ野球選手からの転身は2例目。20年オフの現役引退後、約6か月で体重23キロの減量に成功し現在は52キロ。第131期ボートレーサー試験に合格して10月から1年間、養成所で鍛錬する。スポーツ報知に秘める思いを明かした。 昨年、5年間のプロ野球生活に別れを告げた野田さんは次の夢へ動き出した。 「ボートレーサーを目指しています。プロ野球の世界はいつクビになるかわからない。『やり残した―』という人を見てきたので僕はそう思わないようにやってきた。悔いはないです」 プロ野球選手からボートレーサーへの転身が現実となれば1953年に選手登録された早瀬薫平(元阪急)以来2例目。身長167センチはプロ野球現役投手の中では最も低かった(支配下選手)が決して短所と捉えたことはなかった。 「身長が低くても、それ