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2010年1月13日のブックマーク (1件)

  • 民主主義とは注意を払うことである/心の習慣―アメリカ個人主義のゆくえ

    アメリカ人がアメリカについて書いた。 200人の普通のアメリカ人にインタビュー、そうして掴みだした「個人主義」という心の習慣を起点に、アメリカの社会や制度をぐるりと見回す。 丁寧なインタビューを積み重ね、ハデな思想ぶったところのない分析、古き良き社会学者の仕事といった感じ。 さて「個人主義」から何が見えるか。 ベラーらは、この「個人主義」が、功利主義的な個人主義と、表現主義的な個人主義の2つ(の相互作用)からなるという。 功利主義的個人主義とは、この世はゲーム、勝てばいいんだ、という外向きの個人主義。 その「ゲーム」がどうやって成り立ってるか、どんな巡り合わせで生まれたかは、気にしない気にならない。 この発想にどっぷりつかると、「ゲームの敗者」が道徳的にも欠陥してるように見えてくる。 表現主義的個人主義とは、要は「自分さがし」、内向きの個人主義。 アメリカではセラピストのサポートがあって

    民主主義とは注意を払うことである/心の習慣―アメリカ個人主義のゆくえ
    yam1226
    yam1226 2010/01/13
    みんなが挑戦し努力すれば世の中よくなるというの考えの裏で、結局のところ弱者が切り落とされ、救われた者たちも生活に激しい負担を抱える。/経済中心主義はCare(世話=注意)の危機を招く。