31日、東京競馬場で行われた第59回東京新聞杯(4歳上、GIII・芝1600m)は、田中勝春騎手騎乗の5番人気アブソリュート(牡5、美浦・宗像義忠厩舎)が、中団追走から直線で外に持ち出されると鋭く抜け出し、15番人気キャプテンベガに1馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分36秒9(不良)。さらに2馬身差の3着には9番人気スマイルジャックが入った。1番人気タマモサポートは6着、2番人気ローレルゲレイロは13着、3番人気サイレントプライドは15着にそれぞれ敗れている。 勝ったアブソリュートは、父タニノギムレット、母は94年の札幌3歳S(GIII)、フェアリーS(GIII)を勝ったプライムステージ(その父サンデーサイレンス)。祖母はダイナアクトレス(毎日王冠-GIIなど重賞5勝)。伯父にステージチャンプ(日経賞-GII、ステイヤーズS-GIII)、いとこにスクリーンヒーロー(ジャパンC-GI、
JRAは6日、「『2008年度 JRA賞』受賞馬選考委員会」を行い、記者投票の結果に基づき年度代表馬、競走馬各部門の受賞馬を決定したと発表した。 年度代表馬は歴史的名勝負となった天皇賞・秋(GI)と安田記念(GI)を制したウオッカが受賞。牝馬の受賞は97年エアグルーヴ以来11年ぶりとなる。牝馬として37年ぶりに有馬記念(GI)を制したダイワスカーレットについては特別賞授与について審議が行われたが、受賞馬選考委員会の委員総数の3/4以上の推薦が得られなかったため、受賞には至らなかった。 調教師・騎手部門では武豊騎手が7年連続18度目となる最多勝利騎手を受賞。最多勝利新人騎手は新記録の91勝を挙げた三浦皇成騎手、最多勝利調教師は池江泰寿調教師が初めて受賞した。各部門の受賞馬、及び受賞者は以下の通り。 【競走馬部門】 年度代表馬 ウオッカ(牝4、栗東・角居勝彦厩舎) 最優秀2歳牡馬 セイウンワン
26日、浦和競馬場で行われた第29回彩の国浦和記念(3歳上、交流GII・ダート2000m、1着賞金4000万円)は、岩田康誠騎手騎乗の1番人気スマートファルコン(牡3、栗東・小崎憲厩舎)がスタートから先手を取ると、直線では後続を突き放し、8番人気アンパサンドに7馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは2分04秒8(重)。さらにクビ差の3着に6番人気クレイアートビュンが入り、2番人気フィールドルージュは4着に敗れた。 勝ったスマートファルコンは、父ゴールドアリュール、母ケイシュウハーブ(その父ミシシッピアン)。半兄に99年東京大賞典(交流GI)を勝ったワールドクリーク(父マジックミラー)がいる血統。 昨年10月の新馬戦(東京・ダート1600m)を快勝。今年1月のジュニアC(OP、中山・芝1600m)を勝った後は芝路線を進んだが、皐月賞(GI)で18着と大敗した。ジャパンダートダービー(交流GI)
27日、旭川競馬場で行われたアンタレス特別(A3、ダート1600m)に、米国遠征帰りのスパークキャンドル(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)が出走。岩田康誠騎手騎乗で1番人気に推され、4番手追走から直線入り口で早めに先頭に立つと、3番人気メイショウラスターの追撃を1.1/2馬身差抑え優勝した。勝ちタイムは1分42秒6(稍重)。 勝ったスパークキャンドルは、父A.P.Indy、母が95年ハスケル招待Hなど米G1・11勝を挙げたSerena's Song(その父Rahy)という血統の米国産馬。06年キーンランド・セプテンバー・イヤリングセールにて150万ドルで落札されている。 昨年7月にデビューし、3戦目(東京・芝2000m)で初勝利。今年は同厩のカジノドライヴ(牡3)らとともに米国へ遠征し、ピーターパンS(米G2・ダート9f)でカジノドライヴの6着、前走のヒルプリンスS(米G3・芝8f)では7頭立て
95年日本ダービー(GI)を勝ったタヤスツヨシ(牡16)が29日午前、繋養先である北海道日高町のブリーダーズスタリオンステーションで、放牧中の事故により右大腿骨を複雑骨折し、安楽死処分がとられたことがわかった。 同馬は、父サンデーサイレンス、母マガロ(その父Caro)という血統。サンデーサイレンスの初年度産駒の1頭として、94年8月に札幌競馬場でデビュー。ラジオたんぱ杯3歳S(GIII)で初重賞勝ちを飾り、皐月賞(GI)ではジェニュインの2着だったが、日本ダービーを制してサンデーサイレンス産駒初のダービーウイナーとなった。通算成績13戦4勝(重賞2勝)。 96年から種牡馬となり、01年ユニコーンS(GIII)を勝ったナスダックパワーや、06年東京ダービー(南関東G1)を制したビービートルネード、06年ダービーグランプリ(交流GI)を勝ったマンオブパーサーなどの活躍馬を輩出。また、シャトル種
現地時間14日、仏・ロンシャン競馬場で行われたパリ大賞典(3歳牡牝、仏G1・芝2400m、13頭立て)は、C.スミヨン騎手騎乗の1番人気モンマルトル Montmartre(牡3、仏・A.ロワイユデュプレ厩舎)が、プロスペクトウェルズ Prospect Wellsに4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分26秒20(良)。さらに1/2馬身差の3着にはマガダン Magadanが入った。 勝ったモンマルトルは、父Montjeu、母Artistique(その父Linamix)という血統の仏国産馬。今年4月のデビューから2戦目で初勝利。続く仏ダービー(仏G1)は15着に敗れたが、前走のリス賞(仏G3・芝2400m)を勝ってここに臨んでいた。通算成績5戦3勝(重賞2勝)。 なお、イギリスの大手ブックメーカー・ウィリアムヒル社による凱旋門賞(仏G1)のオッズでは、モンマルトルが5.0倍で1番人気、無傷
6日、函館競馬場で行われたサマースプリントシリーズ第1戦・第15回函館スプリントS(3歳上、GIII・芝1200m)は、岩田康誠騎手騎乗の1番人気キンシャサノキセキ(牡5、美浦・堀宣行厩舎)が、3番手追走から直線で抜け出すと、後方から末脚を伸ばした5番人気トウショウカレッジの追撃をクビ差抑え優勝した。勝ちタイムは1分08秒4(良)。さらに2馬身差の3着に4番人気キングストレイルが入った。 勝ったキンシャサノキセキは、父フジキセキ、母ケルトシャーン(その父Pleasant Colony)という血統の豪州産馬。伯父にリュパン賞(仏G1)など仏重賞5勝を挙げた種牡馬グルームダンサーがいる。 05年12月のデビューから2連勝で06年ジュニアC(OP)を勝利。その後は重賞戦線で常に人気を集める存在となったが、06年NHKマイルC(GI)3着、前走の高松宮記念(GI)2着など好走もあったが勝ち星に恵ま
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く