ロシアは1日の感染者が4万1000人を超え過去最多を更新する一方、感染が最も深刻な首都モスクワでは部分的ロックダウンを予定通り7日に終えるとしています。 6日に発表されたロシアの1日の感染者は4万1335人とこれまでで最も多く、死者も1188人と過去最悪の感染状況が続いています。 ロシアでは、先月30日から出勤しないよう求める「非労働日」を全土に導入。感染が最も深刻な首都モスクワでは食料品店などをのぞき、全ての店を営業停止にするなど部分的なロックダウンに踏み切りました。 感染拡大に歯止めがかからない中、一部の州は7日までとしていた「非労働日」を延長すると発表していますが、モスクワの市長は「コロナの状況は安定している」として、延長しない方針を示しています。