米国シリコンバレーで開催中のテスト関連の国際会議「ITC(international Test Conference) 2007」では,実データを使ってプロセス・バラつきをテストの視点で検討した講演が相次いだ。0.18μmプロセスのころからOPC(optical proximity correction)が必須になるなど,世代を経るごとにプロセス・バラつきが大きくなり,その補正技術の必要性が高まっている。
自動車が半導体の応用分野として再び注目を集めている。安全性向上や環境負荷低減などのために,自動車の電子化が進むからだ。かつて,機械部品を半導体に置き換え始めていた時代,1台当たりの半導体の個数は基本的に増えていった。しかし,今後は,個々の半導体の機能や性能は向上するが,1台当たりの半導体の個数は減少へと向かう。車体の安定性を高めるために,これまで独立していた複数の機能,例えばステアリングとブレーキ,駆動力の制御系を連携させたり,部品の一体化によりコスト削減を図るからである。このため車載半導体の金額ベースの市場は大きくなるが,車載半導体のメーカー数はむしろ少なくなる。激戦を勝ち抜く車載半導体メーカーの姿を探る。
Shibuya Perl Mongers 2代目リーダーにして,ppencodeの作者。広島市立大学卒業後,大企業向けmod_perl製品の開発に従事。2005年よりサイボウズ・ラボ株式会社に入社。LL Ringに参戦。Namazu for Win32,Plagger,Ajajaのコミッターでもある。 CGIといえばPerl。そんな風にいわれていた時期もありました。レンタル・サーバーのCGIで手軽にPerlが使えたこともあり,ちょっとした掲示板のスクリプトやアクセス・カウンタなど,CGIプログラムの多くがPerlで書かれていました。このためPerlが爆発的に普及したのです。Perlは日本のインターネット黎明期を支えたプログラミング言語として,広くその名が知られています。 その半面,Perlで書かれたプログラムの保守性に悩む声も聞かれるようになりました。事実,Perlのプログラミング経験が少
東芝は,予告通りに「Cell Broadband Engine」のプロセサ・コアSPE(Synergistic Processor Element)を4個集積した,メディア・ストリーミング処理プロセサ・チップ「SpursEngine」を「CEATEC JAPAN 2007」で展示した(Tech-On!関連記事1)。 多くのメディアがその応用デモンストレーションについて報告しているが(例えばTech-On!関連記事2),LSI設計を担当する筆者としては,そうしたデモンストレーションよりも,チップそのものをよく見てしまった。説明員によれば,今回のチップは65nm世代のプロセスで製造したという。見たところ,チップの大きさは1cm×1cm弱といった感じである。 SPEは4隅にある。かつて金属配線層数が少なかったころは,電源やクロックの関係で,大きなマクロ・ブロックは4隅にしか置けないチップもあった
ルネサス テクノロジは,同社のSoCの低電力設計フローに関して講演した。このフローは2007年4月から実際のチップ設計に適用を始め,2008年には適用を拡大する予定である。この講演は,日本シノプシスが10月12日に開催したユーザー会「JSUNG 2007」で行なわれた。
第0回 あらためてRuby入門 まつもとゆきひろ氏自身による「Ruby入門」をお届けします。日経Linuxの連載開始前の特別企画(2005年4月号)として,Rubyが他のスクリプト言語やオブジェクト指向言語とどこが違うのか,なぜ便利なのかを中心に解説してもらったものです。 ● 基本と他言語との違い ● 実装とRuby誕生の秘密 第1回 プログラミングとオブジェクト指向の関係 プログラマを目指す人々の中にも,「オブジェクト指向は難しい」とか,「なかなか分からない」という印象を持つ方が多いようです。そこで,Rubyを題材にオブジェクト指向という考え方について説明していきます。 ● その1 ● その2 ● その3 第2回 抽象データと継承 オブジェクト指向プログラミングを構成する3原則のうち,前回は「ポリモーフィズム」を学びました。今回はオブジェクト指向の歴史を復習した後,残りの「データ抽象」と
・先方より,当方が提示した処理画面の操作性が問題なので,見直してほしいとの要望があった。 ・上記については,当方にて検討することで了承いただいた。 ・また,先方から,社内の情報提供に使いたいので,弊社が提供するシステムの機能と画面イメージをメールで送ってほしいとの要望があった。 ・上記については,後日メールする旨返事をした。 ・東氏より,当方のシステムを使ってみたが,非常に分かりやすいとの感想があった。弊社のシステムは特に問題ないのではないかと思われる。 ・戸塚氏からは,上司に説明したところ,テストについてもよろしくお願いしたいとの指示があったとの話があった。 ・これに対し,当方からは,一緒に相談しましょうと回答した。 ・次回の打ち合わせは来週の水曜日くらいとの話になったが,その日は東氏の都合が悪いかも知れないとの話になり,結局,その場では決められなかったため,後日調整しましょうという話に
前回は,部下を持つことで混乱している坂本に上司としてどう行動していくべきかを伝えました。そして,私は彼に“はじめて部下を持つ人"への5つのアドバイスをすることにしたのです。 坂本は,中堅社員ですが,長く部下を持たなかったので,自分のことだけを考えていれば済みました。しかし,今後はそれでは済みません。彼にはしっかり部下の面倒を見てもらい,組織マネージメントを身に付けてほしいからです。 坂本に限らず,多くの人は部下を持つとそれまでとは違った苦労をします。自分だけで精一杯なところに,知識も経験も劣る部下の面倒も見なくてはならないのですから,その大変さは誰でも理解できるところでしょう。 しかし,組織で力を出していく以上,部下の戦力化は避けて通れない道です。どうせやらなくてはならない部下マネージメントなら,しっかりとした「やり方」を身に付けたいものです。まず,私はこれを坂本に教えなくてはならないと思
芦屋広太です。日頃いかが人を育てておられるでしょうか。 前回は,「仕事を丸投げする部下」の問題点を指摘しました。「丸投げ」という行為が,人のスキルアップにいかに弊害をもたらすかが理解いただけたと思います。 ところで,多くの方は「丸投げ」と聞いて「部下」よりも「上司」の方が問題ではないのかと感じたかもしれません。「丸投げ」という言葉を聞いてまず,思い浮かぶのは,いいかげんな「上司」が部下に「丸投げ」する行為でしょう。 これも非常に困ったものですが,これについてはまた,近いうちに「上司」シリーズを書きたいと思っておりますので,そこで言及することにしましょう。では,次の5分間指導に移ります。今回は,新しい部下の登場です。 言うことを聞かない部下「坂本君」 部下の岡田と一緒に仕事をしていた私は,次第に人手不足を感じるようになっていました。提案の頻度も増え,それに伴い作成する資料も膨大になって,岡田
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