女流5タイトル(女流本因坊、女流名人、女流立葵杯、女流棋聖、扇興杯)を一期以上獲得というグランドスラムを史上2人目に達成した21歳の上野愛咲美女流立葵杯・女流名人。実は上野さんは学校法人角川ドワンゴ学園が開校した通信制高校のN高等学校(通称、N高)出身。その縁から今回はドワンゴ元会長で同学園の理事を務める川上量生さんと一局手合わせすることに。囲碁ファン垂涎の一局をお届けしよう。 【棋譜あり】川上さんと上野愛咲美女流立葵杯・女流名人との対局の棋譜はコチラから 縁あるふたりの夢の対局川上量生さんが囲碁を始めたのは30代のころ。自身が経営するドワンゴが上場したときに「君も何か趣味を持ちなさい。ゴルフ・小唄・囲碁のいわゆる”三ゴ”のうち、ふたつを趣味にしなさい」と母親の従兄弟に言われたのがきっかけなんだとか。 小唄(三味線音楽)はやりたくなかったが、碁は『ヒカルの碁』を読んでハマり、ゲームボーイア